reface CSを使ったシンセサウンド例

reface CSを使ったシンセサウンド例

reface CSを使用したシンセサイザー入門はいかがでしたでしょうか?
なんとなくスライダーを動かして音作りを楽しむのも良いですが、それぞれのスライダーの機能や意味を知ると、さらに深い音作りができるだけでなく、作りたい音にたどり着く近道が見えたのではないでしょうか?

ここでは、みなさんの音作りのヒントとなるサンプルサウンドをいくつか紹介しますので、実際に同じセッティングを試していただき、様々なサウンドを楽しんでみて下さい。

以下のサンプルサウンドは「Soundmondo(サウンドモンド)」を使って簡単にreface CSへダウンロードすることができます。
Soundmondoは作った音色を保存したり世界中の人とシェアできるサービスで、iOS用のアプリとMac/PC用のブラウザ版(Google Chrome™のみ対応/英語版)を誰でも無料で利用可能です。世界中の様々なアイディアの音色を探したり、自分で作った音色を発信したりできるので、更なる音の探求にぜひ役立ててみて下さい。

SawSynth.Brass

OSCをマルチソーにしたときのサウンドサンプルです。この音はスーパーソー等とも呼ばれる分厚いシンセブラスサウンドで、エフェクトにコーラスを加えてさらに重厚なサウンドに仕上げています。バンドサウンドに最適な音です。

関連リンク
08/オシレーターのTYPE、TEXTURE、MODを深掘り

音色ダウンロード(Soundmondoアプリ)

Synth.Strings

OSCをパルスの位置にしてLFOによるパルスウィズスモジュレーションを施した音のサンプルです。弦楽器が沢山重なったような優しいストリングスサウンドを作ることができます。アタックを遅めに、リリースを長めに設定しているところがポイントです。

関連リンク
03/音量を変化させる装置=アンプ

音色ダウンロード(Soundmondoアプリ)

Voice Syn.Ld

OSCをシンクの位置にしたサウンドサンプルです。特徴的な倍音をフィルターとレゾナンスで味付けし、ポルタメントを効かせたモノモードで人が歌っているようなサウンドに仕上げています。LFOによるピッチモジュレーションもポイントです。オクターブを越えるようなピッチ移動の時には、ポルタメントの速度を速めにしながら弾くと良いでしょう。

関連リンク
04/音色を変化させる装置=フィルター
06/もう一つの強力な武器=LFO
07/シンセの醍醐味であるモノモード

音色ダウンロード(Soundmondoアプリ)

Church Bell

OSCをリングモジュレーターにしたときのサウンドサンプルです。教会の屋根の上にある鐘の音をイメージしています。OSCのTEXTUREとMODの組み合わせを変えるとイメージががらりと変わりますので試してみて下さい。また、この手の音はカットオフの微妙なさじ加減もポイントです。

関連リンク
04/音色を変化させる装置=フィルター

音色ダウンロード(Soundmondoアプリ)

JP_Koto

OSCをFMにしたときのサンプルです。琴をイメージしたサウンドです。フィルターのエンベロープを効かせて、立ち上がり部分の音の変化を強調させているところがポイントです。エフェクターのスライダーをCHO/FLAの位置にするとさらに広がり感が増します。

関連リンク
05/フィルターにもエンベロープを適用する

音色ダウンロード(Soundmondoアプリ)