MOTIF-RACK 生産完了品

新開発の音源LSIを採用したAWM2シンセシスエンジンを実装。プロユースの音源モジュールとしてまさに世界最高峰のサウンドクオリティを実現しました。プリセットサウンドのバリエーションも実に豊富で、リアルなシミュレーション系音色からトレンディなシンセ系音色、マルチパート演奏時などに活躍するドラム／パーカッション系音色まで完全網羅。MOTIF（MOTIF8／7／6）で好評のプリセットサウンドを再現した640ボイス、MOTIF- RACKでしか得られない全く新しいボイシングを施した“進化したMOTIFサウンド”を256ボイス内蔵しています。MOTIFを愛用しているプロアーティストがプログラムした「プリセットボイス from MOTIFアーティスト」もスタンバイ。プリセット896ノーマルボイス＋59ドラムキットを内蔵しました。これらの膨大なプリセットサウンドはステージからスタジオユースまで多様化するシーンに求められる真のプロクオリティを実現し、プレイヤー／クリエイターのイマジネーションを刺激します。なお、 MOTIF-RACKはMOTIFとの上位互換をサポートしているため、MOTIFで作成したオリジナルボイスをMOTIF-RACKへ転送してそのまま活用したり、新たにボイシングすることも可能です。

ヤマハ独自の最新DSPアルゴリズムを駆使した「リバーブ」（20タイプ）、｢コーラス｣（44タイプ）、緻密な音場補正が可能な「5バンドマスター EQ」を搭載。とりわけ「リバーブ」はMOTIFを上回るクオリティを実現し、その濃密かつ豊かな残響効果はトップクラスの単体リバーブに匹敵するほどの圧倒的な質感と臨場感を得ています。さらに、特定のパートのみに最適なエフェクト効果を付加できる多彩な「インサーションエフェクト」（107タイプ）を 2系統搭載。「インサーションエフェクト」には、リバーブ／ディレイ／モジュレーション系はもちろん、コンプレッサー／パン／ワウ／ディストーション／アンプシミュレーター／リングモジュレーター／ダイナミックフィルターなどを満載。MOTIF-RACKをマルチティンバー音源として使った場合は、「インサーションエフェクト」を常時4パート（8系統）まで同時に使用することが可能です。また、3バンドパートEQも併せて装備。パートごとの精密かつダイナミックなサウンドメイクを強力にサポートします。

最大同時発音数＝128音ポリを実現し、大編成のフルオーケストレーション、ピアノのサステインを多用したフレーズ、ドラム／パーカッションサウンドを贅沢に駆使した曲など、複雑なアンサンブルの楽曲も余裕をもって再現。別売プラグインボード＜PLGシリーズ＞の装着により、同時発音数の拡張も可能。マルチティンバー音源としての基本性能や使いやすさを徹底追求し、高度なパフォーマンスアビリティを実現しています。また、パートごとのボリューム／パン／エフェクト／3バンドパートEQなどの設定をあらかじめプログラムした音色セット「マルチライブラリー」を124種類内蔵。アンサンブル曲の制作にフィットした音色セット、レイヤー／スプリットなどをはじめとしたライブパフォーマンス用の音色セットなどを音楽カテゴリーに合わせて分類しているため、目的の「マルチライブラリー」を瞬時に呼びだすことができ、最小限のエディット操作で自分のイメージに即した音色セットをカスタマイズできます。

＜Modular Synthesis Plug-in System＞に対応し、別売プラグインボード＜PLGシリーズ＞装着スロットを2基装備。DX7を進化させた6オペレータ・16音ポリのFM音源（PLG150-DX）／アナログシンセの音源回路をデジタル技術で完全にモデリングした5音ポリのAN音源（PLG150-AN）／究極の管楽器サウンドや実在しない仮想楽器音を創造するVA音源（PLG150-VL）など“プロクオリティーの音源システム”や、AWM2音源を採用したピアノプラグインボード（PLG150-PF）／ドラムプラグインボード（PLG150-DR）／パーカッションプラグインボード（PLG150-PC）など“最高品位のサウンド”をニーズに応じて同時に2枚まで装着でき、マルチティンバー時にはボード音色のパートを増設することもできます。さらにプラグインボード自体の同時発音数もMOTIF-RACKの同時発音数に追加、さらに付属の専用エディターでプラグインボード音色のフルエディットも可能です。単なる“ウェーブや音色数の追加”とは全く次元の異なる柔軟かつ高度な拡張性を実現します。

※『PLG100-VH』、『PLG100-SG』には対応しておりません。

USB端子装備のパソコンと別売USBケーブル1本でダイレクトに接続できるUSB端子（USB-MIDIインターフェース）を装備。シンプルなセッティングで、PC上でMOTIF-RACKを自在にコントロールできます。多彩なソフトウェアを収録したCD-ROMを付属。充実したMIDIシーケンス／オーディオ機能を駆使してデータ入力から編集・ミキシングまで自由度の高い作曲／アレンジがスムーズにできるシーケンスソフト『SQ01』（for Windows）をはじめ、MOTIF-RACKの音色やエフェクトを緻密にフルエディットできる専用の音色エディター『Voice Editor for MOTIF-RACK』（for Windows／for Macintosh）などをバンドルしています。

オプティカル／コアキシャルの2種類のデジタルアウトを装備。外部のデジタルミキサーやMDレコーダーなどにMOTIF-RACKの高品位なサウンドを音質の劣化なくデジタルのままでダイレクトに送出することが可能です。また、アナログアウトも充実。ステレオアウトに加えて4系統のアサイナブルアウトを装備し、計6系統のアナログ出力が可能です。

エフェクトの結線状態やパラメーターの数値など多彩な情報を分かりやすく表示する160×64ドットの高密度なグラフィックLCD（バックライト付）を装備。ステージやスタジオでも抜群の視認性を発揮します。音色の選択や各種パラメーターの変更がスムーズにできるロータリーエンコーダーも装備しました。また、使用頻度の高い音色や気に入った音色をグルーピングして瞬時に呼びだせるフェイバリットカテゴリー機能、専用ボタンをワンプッシュするだけで現在選択中の音色をモニターできるオーディション機能も搭載するなど、使い勝手の良いユーザーインターフェースを随所に採用しています。