シプリアン・カツァリス

アバングランドは、これまでの電子ピアノでは成しえなかったすべてのピアニストのための、ベストプラクティスピアノです。

私のピアノ暦のスタートは、3歳半のときでしょうか。姉が買ってもらったピアノを指一本で弾いたときから始まっています。その後、パリのコンセルヴァトワールに入学し、今でも毎日ピアノの前に向かって、ひたすら多くの時間を練習に捧げる日々を過ごしています。
ピアノのレッスンは、とても長い時間を必要とするものですが、正しい方法で練習を続けないと、まったく意味のないものになってしまいます。そして、同じように大切なのが、きちんとしたピアノを選ぶことだと思います。このピアノは、そういう視点から見ても正しい選択の楽器だといえるでしょう。
今回私は、このピアノで私のレパートリーの中でも超絶技巧曲のなかのひとつであるゴットシャルクの「バンジョー」と、深く、豊かな表現力が必要とされるショパンとシューマンの曲を演奏したのですが、私がこれらの曲を弾いてみようと思えたほどのパフォーマンスを秘めているといえば、納得していただけるでしょうか。鍵盤のアクションやタッチはもちろんですが、私が意外なほどに驚いたのは、ペダルフィーリングの豊かさです。踏むとき、離すときの微妙な力加減にもきちんと応えてくれます。サウンドもそのクォリティはもちろんのほど、低音から高音まで、音の出てくる場所が意識できるのは、まさにグランドピアノのようです。

デザインもエレガントで、音を感じる。音楽的なデザインと呼びたいと思います。
このピアノは、まさにこれまでのどの電子ピアノにはなかったクォリティを秘めた、新しいジャンルを作るピアノといっても過言ではないでしょう。
ピアノをレッスンするすべての方に、どうぞ、間違った練習方法や楽器を選んで大切な時間を無駄にしないでください。
私が強く信じていることは、ピアノを弾くことは、聴く人みんなの心を高めていく芸術的行為であり、それは人間ならではのコミュニケーション能力が成せる技だと思います。私が聴衆の前でピアノを弾くとき、完璧なテクニックを披露すること以上に、その音楽的、芸術的コミュニケーションが取れることを意識しています。ピアノは私にとってかけがえのないパートナーです。私にとって、音楽は妻であり、ピアノは、ガールフレンドのようなものです。そして、このピアノは、きっと、あなたの素敵な恋人になってくれると思います。

シプリアン・カツァリス

シプリアン・カツァリス プロフィール

フランス系キプロス人のピアニスト、そして作曲家でもあるシプリアン・カツァリスは、1951年にマルセイユで生まれました。幼少時代をカメルーンで過ごし...

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フランス系キプロス人のピアニスト、そして作曲家でもあるシプリアン・カツァリスは、1951年にマルセイユで生まれました。幼少時代をカメルーンで過ごし、4歳の時、マリー-ガブリエル・ルーヴェルスを師として初めてピアノを習い始めました。パリ音楽院に入学し、そこでアリーヌ・ヴァン・バランヅァン、モニーク・ド・ラ・ブリュショルリからピアノを学び、ルネ・ルロワ、ジョン・ユボより室内楽を学びました。彼はユネスコ主催の国際青年演奏家演壇(1977年、ブラティスラヴァ)にて入賞し、ジョルジュ・シフラ国際ピアノコンクール(1974年、ヴェルサイユ)においては最優秀賞、そして1972年にベルギーで開催されたエリザベート王妃国際コンクールにおける入賞者の中で、彼だけが唯一西ヨーロッパ出身でした。

彼の国際舞台における実績を示すものとしては、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団、シュターツカペル・ドレスデン(ドレスデン国立歌劇場管弦楽団)、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、クリーブランド管弦楽団、王立アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、ロンドン交響楽団、NHK交響楽団(東京)、モスクワ交響楽団等、多くの世界的に有名なオーケストラとの共演が挙げられます。彼はまたレナード・バーンスタイン、カート・マズール、チョン・ミュンフン、サイモン・ラトル卿、ムスティスラフ・ロストロボーヴィチ、シャルル・デュトワ、ニコラウス・アーノンクール、クリストフ・フォン・ドホナーニ、等の指揮者との共演も行っています。1986年に、シュトゥットガルト室内管弦楽団と共に、閉幕コンサートに出演しました。指揮者カール・ミュンヒンガーが出演する際、彼は個人的にカツァリス氏を招待し、ハイドンのピアノ協奏曲ニ長調の演奏が実現しました。

カツァリス氏はこれまでテルデック(1985年ワルシャワにてグランプリ・デュ・ディスク・フレデリック・ショパン、1984年と1989年ブダペストにてグランプリ・デュ・ディスク・フランツ・リスト、1986年ブリティッシュ・ミュージック・リテイラーズ・アソシエーションズ・アウォード、1984年ドイツにてレコード・オブ・ザ・イヤー、ベートーベン/リストの第九シンフォニー)、ソニー・クラシカル、EMI、ダッチ・グラモフォン、BMG-RCA、デッカ、パヴェインの各レーベルで幅広く録音を行いました。現在においては自ら立ち上げたレーベル、PIANO21にて制作を続けています。

モーツアルトによるコンチェルト等、スタンダードなレパートリーに加え、ザルツブルグ、ウィーンにおいてはユーン・K・リーとザルツブルガー・カメールフィルハーモニーと演奏を行い、これまで忘れ去られていた、ハンガリアンスタイルのリスト/チャイコフスキーのコンチェルト等が、長い時を経て蘇りました。それらの曲はユージン・オーマンディとフィラデルフィア交響楽団と共演により録音が行われています。

1992年には日本のNHKはシプリアン・カツァリスと共にフレデリック・ショパンを取り上げ、上級者向けの音楽教室と彼自身による演奏も織り込んだ13本のプログラムをシリーズとして制作しています。1999年10月17日、カツァリス氏はカーネギー・ホールで開かれたリサイタルにおいて、ニューヨークのコンサート愛好家達のスタンディング・オベーションを受けました。この日は折しもフレデリック・ショパンの亡くなった当日でもあり、この偉大な作曲家の没後150周年を記念に開催されたものでした。

彼は以下の国際コンクールの審査員も勤めています。ショパン(ワルシャワ1990年)、リスト(ユトレクト1996年)、ヴェンドーム・プライズ(パリ2000年)、マルゲリート・ロング-ジャック・ティボー・ヴィル・ド・パリ(2001年)、ベートーベン(ボン2005年)
1977年には、ルクセンブルクで開かれたエッターナッヒの国際フェスティバルにおいてアーティスティック・ディレクターを任命されました。シプリアン・カツァリスは、1977年に"ナイト・オブ・メリット・オブ・カメルーン"、1997年に"アーティスト・オブ・ユネスコ・フォー・ピース、2000年、フランスより"ナイト・オブ・ザ・オーダー・オブ・アーツ・アンド・レターズ"、また2001年には"ヴェルメイ・メダル・オブ・ザ・シティ・オブ・パリス"も授与されています。

2006年3月、シプリアン・カツァリスは、リスト以来初めてウェイマーにあるフランツ・リストの生家において、マスタークラスを開いたピアニストとなりました。その家でリスト自身がピアノを生徒に教えたのは1886年であり、リストが亡くなったのは惜しくもその年でした。

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