RUBIN HENKEL

RUBIN HENKEL

RUBIN HENKEL

作曲家

映画音楽やメディア向け音楽の作曲家であるRubin Henkelは、ドイツのケルンで生まれ、画家であるドイツ人の母と写真家であるカナダ人の父に育てられました。

6歳の頃からピアノを弾き始め、ケルン大聖堂合唱団の団員となりました。合唱団でソプラノを担当したことでメロディーに対する熱い想いを抱くようになり、自作のピアノ曲を作曲することでその想いは膨らんでいきました。

ケルンのジャズ・ハウス・スクールでレッスンを受けたRubinは、即興演奏の才能を開花させました。RubinはRon Cherianに師事し、強固な楽曲構造に基づいた、聴き手の興味を引き続けるような即興演奏法を学びました。

作曲をする際、Rubinはまずコンセプトを考え、早朝にピアノの前に座って作曲に取りかかります。登場人物、設定、歴史などを調べた上で、適切な楽器編成を決めていきます。

Rubinの楽曲は、ドキュメンタリーや短編映画、広告などで起用されています。

最近では、ベルリン・フィルハーモニーやビーレフェルトのエトカーハレでの公演で、Martin Herzbergと共演しました。

デビューアルバム「Ruhe」では、母親の古いコンパクトカメラやiPod、レコーダーなどで録音したメロディーを集め、ベルリンにある自身のスタジオでそれらを再解釈し、組み合わせるという手法を採用しました。「Ruhe」はRubinの幼少期の思い出や心情をあらためて理解できる作品となっています。