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WAY UP HOUSE 2024
WAY UP HOUSE 2024
世界各地からポルトガルに集まった8人の新進アーティストとプロデューサーによる楽曲制作の様子を追ったドキュメンタリーシリーズ。彼らは楽器とホームスタジオを完備した別荘で生活しながら、ともに楽曲制作やライブ演奏といった課題に取り組みます。
エピソード1: 作詞作曲
アーティスト8人とプロデューサーがポルトガルの「WAY UP House」に到着。チームを組んだアーティストたちは、最終日の演奏に向けて3日間で楽曲制作に取り組んでいきます。エピソード1では、アーティスト同士が互いのことを知り、作詞作曲を始める様子を描いています。
エピソード2: コラボレーション
WAY UP House2日目、アーティスト達はチームメンバーとともに楽曲制作を進めます。アーティスト同士のコラボレーションにより、新たな繋がりや気づき、可能性が広がっていきます。
エピソード3: スタジオ作業
アーティストたちはホームスタジオで楽曲について試行錯誤します。プロデューサーのSwindleのサポートを受けながら、曲のレイヤーに磨きをかけたり、新しい楽器を試したりし、楽曲制作を進めていきます。
エピソード4: 最終パフォーマンス
最終日、アーティストたちはこれまで取り組んできた楽曲を演奏する準備をします。コンサートを開催し、互いに最終成果を披露します。
anaiis
フランス系セネガル人のシンガーソングライターでプロデューサーでもあるanaiisは、音楽、ファッション、アートの世界で急速に注目の存在になりつつあります。現在ロンドンを拠点とするanaiisは、これまでの生涯で世界中を移動する中でさまざまな文化や影響を吸収し、ジャンルの枠にとらわれない革新的スタイルを自身のアーティスティック活動に取り入れてきました。
EP『Before Zero』のリリースと自身のプロジェクト「Darkness At Play」の発足を経て、2021年にデビューアルバム『This Is No Longer A Dream』をセルフリリース。リスナーにカタルシスを与えるこの大胆なLPは、著名な批評家や雑誌などから好評を博し、anaiisは『PUSS PUSS』と『FACT』の両誌で表紙を飾り、現代R&Bで最もエキサイティングかつ革新的な表現力を持つシンガーの一人として紹介されました。また彼女は、批評家たちから評価を得ているだけでなく優れたライブパフォーマーでもあり、Erykah Badu、Ibeyi、Daniel Caesar、Nick Hakimなどのコンサートに特別ゲストとして招待されているほか、最近ではダカールやベルリンのイベントにヘッドラインパフォーマーとして出演し、そのたびに熱狂的な称賛をもって迎えられています。
音楽、ファッション、ハイアートの交差する領域で活動しているanaiisは、V&A、Camden Arts Centre、Palais De Tokyo、White Cube、Julien Creuzet、JulianKnxxなどとコラボレーションし、優れた芸術作品に貢献してきました。ファッション関連では、Paul Smithのキャンペーンにフィーチャーされ、ColorsxStudiosでのパフォーマンスではValentinoとコラボレーションしています。また、雑誌『Harper's BAZAAR』の特集ではAlexander McQueenの衣装を着用したほか、& Other Stories、Dr. Martens、Levis、Paco RabanneのMillions x Vice x NTSなどと数々のブランドコラボレーションも行っています。さらに、自身や他者のプロジェクトにおいて、Ib Kamara、Nell Kalonji、Rafael Pavarotti、Campbell Addyなどと協力しクリエイティブな仕事をしてきました。
2023年9月にBarbicanのMilton Courtで行われたヘッドラインショーのチケットは完売し、2023年12月にはOlly Alexander(Years & Years)、Jamilah Barry、Karen Nyame KGなどとのリミックスとコラボレーションをフィーチャーしたデビューLP『This Is No Longer A Dream』のデラックスエディションがリリースされています。それにとどまらず、anaiisは2024年に新曲をリリースし、世界中でさらに多くのステージに立つ予定です。今後何年にもわたって文化的に大きな影響を与え続けることでしょう。
Emmy Meli
2021年後半にブレイクしたEmmy Meliは、自分を愛そうという信念を込めた曲『I AM WOMAN』でネットの人気スターの座にのぼりつめました。バスルームに貼った自分自身への付箋メッセージから生まれたこのシングル曲は、女性リスナーが自分の力を誇れるように勇気づける一曲です。この曲は高く評価され、ストリーミング回数3億回を突破し、メーガン妃のポッドキャスト番組『Archetypes』のテーマソングとして選ばれました。
新作となる『Hello Stranger』でキャリアの新たな幕を開き、Emmyはソングライター、経験豊かなミュージシャン、ビジョナリーとしての新しい姿を披露しました。ブレイク以降、彼女は2022年のLollapaloozaとFirefly Music Festivalに出演し、Fletcher and Hayley Kiyokoのオープニングアクトも務めています。Emmyの音楽は、Intimissimi、Triumph UK、Savage Fenty、Disney+の広告キャンペーンにも起用されました。音楽はEmmyの人生を通して軸として存在してきました。父親も祖母も楽器を演奏していましたが、彼らは夢を追うチャンスに恵まれませんでした。「私は家族の夢を叶えている途中です」とEmmyは言います。「音楽は私たちの血の中に流れていて、それをついに形にすることができています。これは家族全員にとって意味があることです。自分の夢を追えるのもすてきですが、家族が誇りに思えることをできているのも私にとって嬉しいことです」
WAY UP House Portugalでは、このR&Bポップミュージシャン、Emmy Meliについてさらに詳しく知ることができます。ぜひご視聴ください。
Joel Culpepper
ロンドンのペッカム地区で生まれ、その後ロンドン南東部のキャットフォードに移ったJoel Culpepperは、音楽的な自己発見の道のりを一人の熱心な音楽ファンとして歩み始めました。彼は幼い頃から、音楽界のレジェンドたちの作品を聞いて育ちました。自身の母親がレコードプレーヤーから流れるTeddy Pendergrassのソウルフルな雰囲気や空気感 のとりこになっているのを階段の上から見ていました。また、Kirk FranklinやFred Hammondによるクールなゴスペル音楽の勃興期に教会に通っていました。Joelが自分の真の居場所を見つけることができたのは、Princeとネオソウル音楽に出会ったときでした。それらを通じ、Joelは高く伸び上がるファルセットとゆるくスウィングしたビートに対する耳を育みました。
Joelは、2017年のEP『Tortoise』に収録されている『Woman』をCOLORSで披露し、1,500万回の再生回数を記録しています。喜びに満ちたスタイルと野心的な狙いで高評価を得た2021年のデビューアルバム『Sgt Culpepper』は、TV番組『Later...With Jools Holland』の目に止まり、Joelは番組で、アルバムのオープニングトラックである『Tears of a Crown』をAbbey Road Studiosからライブで披露しました。
彼は続いてEP『Happiness Is Only A Few Miles Away』をリリースしましたが、これを聞けばJoelが独特なネオソウルサウンドの先駆者として有名になった理由がわかります。その後、彼はTom Misch(EPのプロデュースも担当)をフィーチャリングしたニューシングル『Free』をリリースしました。
Joelが出会ったさまざまな音楽の影響が、anaiisとのユニークなコラボレーションでWAY UP House Portugalに色を添えている様子をぜひご覧ください。
Parthenope
Parthenopeはイギリスのリーズ出身で、22歳のサックス奏者、シンガーです。彼女の音楽の特徴は、繊細な即興演奏とジャズのハーモニーが、心をつかむポップなメロディーと、内省的で叙情性のあるダンサブルな音楽に取り入れられている点です。彼女はSNS上に巨大なファンベースを作り上げており、ロンドンのライブジャズシーンで多くの演奏経験を積み重ねてきました。
Parthenopeの待望のデビュー作は、「UKジャズ界の現在最高のアーティストたち」を集めたコンピレーションアルバム『Blue Note Re:Imagined II』の一曲としてリリースされました。この夏に2枚目のEP『Bigger Picture』がリリース予定のParthenopeは、今後が見逃せないアーティストの一人となっています。
彼女の創作プロセスが、WAY UP House Portugalの風景からのインスピレーションを受け、どのような楽曲を生みだすのでしょうか。ぜひ動画を視聴してチェックしてみてください。
Charlie Allen
Charlie Allenはロンドンを拠点に活動するギタリストで、Tom Misch、WizKid、Incognitoなどの多彩なアーティストとともに世界中でツアーをしています。強力なリズム感と、ジャズやブルースを中心としたメロディックなスタイルを融合させたCharlieは、彼独自のサウンドを開発し、オンラインで国内外のファンを着実に獲得しています。独学で音楽を学んだ彼は多くのロンドンシーンのトップアーティストと仕事やコラボレーションをしており、現在はレーベルに所属しないアーティストとしてデビュー作の作曲とレコーディングを行っています。
彼の唯一無二なスタイルと、WAY UP House Portugalで他のミュージシャンたちとチームを組んで作曲していく様子をぜひご覧ください。
Dayna Fisher
イギリスのベーシスト、Dayna Fisherはイギリスの南ロンドンで生まれ育ちました。ミュージシャンの両親を持つ彼が同じ道に進み始めるのは必然で、11歳でベースを手に取り学び始め、教会や父親のゴスペル合唱団「IDMC」で演奏しました。それから14年を経て、Daynaはイギリスで最も共演を求められるセッションベーシストの一人となりました。共演したアーティストは、Gary Barlow、Jessie J、Dave、Emeli Sande、Jess Glynne、Joy Crookes、J Hus、Plan B、Samm Henshawなど多数に上ります。
Daynaのヘビーなグルーヴと革新的な演奏を聴くことができるのは、Samm Henshawのレコード『Church』と『Broke』のほか、J Husの曲『Masculine (feat.Burna Boy)』やJoy Crookesの『Feet Don't Fail Me Now』など、挙げればきりがありません。
Daynaは、ベース用シンセで重厚なグルーヴを生み出すことでも知られており、その手腕から多くのアーティストのスタジオベーシストやセッションベーシストとして活躍しています。これからも注目のグルーヴを生み出し続けてくれるであろうDaynaがお住まいの地域に来ていたら、ぜひ演奏を聴きに行ってみてください。
Rashaan Brown
Rashaan Brownはロンドン南東部の活気溢れるストリート出身で、優れた演奏技術を持っています。そのマルチな楽器奏者としての技はオーディエンスを魅了してきただけでなく、世界的アーティストPink Pantheressのツアーに参加するという栄誉にもつながりました。
Rashaanはその輝かしいキャリアを通して、FLO、Tiana-Major9、Jamal Woon、Mahalia、Swindle、Joy Crookes、Loyle Carner、Maverick Sabreなど、数多くの才能あるミュージシャンとステージやスタジオでともに演奏してきました。Rashaanの手がける領域はパフォーマンスにとどまらず、プロデュース、作曲、作詞、ボーカルアレンジ、音楽ディレクションにまで及んでおり、音楽界でマルチな才能を発揮しています。
2024年、Rashaan BrownはPink Pantheressがヨーロッパ各地で行うヘッドラインツアーに同行し、これまで彼の演奏を聴いたことがなかったオーディエンスの前で卓越した演奏を披露する予定です。また、Pink Pantheressとともに、Olivia Rodrigoのアリーナワールドツアーのサポートメンバーにも名を連ねています。さらにそれだけでなく、伝説的バンドColdplayがオーストラリアとニュージーランドをまわるツアーにもRashaanとPink Pantheressがサポートメンバーとして参加することが決定しています。ファンにとってはこの上ない経験となり、Rashaanのキャリアにおいても重要なマイルストーンとなることは間違いないでしょう。彼は現代の音楽シーンの革新性とすばらしさを象徴しており、その現代的で革新的なスタイルをWAY UP House Portugalでも遺憾なく発揮しています。
Martina Barakoska
Martinaはドラム演奏を中心としたミュージシャンであり、キャリアは短いながらも注目すべき成果を上げています。深淵で思慮深く、それでいてエネルギッシュで遊び心のある彼女のスタイルは、現代音楽への愛情とドラムの力への強い思いが反映されたものです。何年も活動を続ける中で、彼女は個性、クオリティー、こだわりを表現して成功を積み重ねてきました。
弱冠17歳で「T'k Tak」ドラムコンテストで最優秀ドラマー賞を受賞したことがきっかけで、彼女は数多くの音楽プロジェクトに参加することとなりました。北マケドニアの音楽シーンで活動しており、現在はFunk Shuiとツアーを行うほか、Duper、Luboyna、Dragi Ivanovなどのアーティストとコラボレーションしています。また、自身のプロジェクトは、ヨーロッパとバルカン半島を巡るツアーにもつながりました。
2021年には初のソロアルバム『Weird Fishes』をリリースし、その成功を受け、スペインのサモラで開催されたAlteisa Drumfestで初めてドラムフェスティバルに出演しました。また、Prvo Pa Zhensko(Firstborn Girl)、Skopje DrumFest、Prishtina DrumFestではソロアーティストとして演奏を行っています。2022年には2枚目のソロアルバム『Sunrise』をリリースし、パリで開催された「Yamaha Drum Days」フェスティバルに参加。また、2022年のHit Like A Girl Contestでは審査員も務めました。
2023年、MartinaはBerlin Drum Daysの参加アーティストの一人となりました。そして、期待のドキュメンタリー新シリーズであるWAY UP House Portugalのメンバーにもなっています。
Swindle
Swindleは時代を先取りするアーティストです。ロンドン南部で活躍するプロデューサー、マルチ楽器奏者、作曲家であるSwindleは15年にわたり、彼が「中道左派」と呼ぶ、王道でありながら革新も取り入れた精神を大切にしてきました。 彼の音楽コミュニティーは、グライム、ダブステップ、ジャズ、ソウル、ラップといった多様な領域に広がっていますが、彼はGhettsやKojey Radical、Celeste、D Double E、Joel Culpepperとのコラボレーションを通じ、そういったジャンルやシーンのアンダーグラウンドな文化をメインストリームに引き上げることにも一役買っています。
10年前、Swindleはアルバム『Long Live the Jazz』をリリースしてデビューしました。UKジャズシーンがまだニッチな分野だと考えられていた時代に、Swindleは重みのあるダブステップのベースラインを、管楽器の音が積み重なったアレンジ、ダンスフロア志向の強力なビート、生のジャズ楽器演奏と大胆にブレンドしました。2022年にはKojey Radicalの壮大なアルバム『Reason to Smile』での仕事でMercury Prizeにノミネートされ、2023年にはKojeyとの楽曲『Payback』でIvor Novello Awardsにノミネートされています(授賞式の公式テーマソングの作曲も手がけました)。Swindleのジャンルを横断した音楽スタイルは現在、広く世に受け入れられています。
2019年のアルバム『No More Normal』も、ジャンルを横断したフィーリングを感じられる作品です。Gファンク、ジャズホーン、ノリのいいヒップホップビート、巧みな歌詞といった多様な要素から成っており、イギリスで最もすばらしい才能を持つブラックミュージシャンたちを集結させました。フィーチャリングしたミュージシャンは、D Double E、Nubya Garcia、Andrew Ashong、Etta Bond、Kojey Radicalと多岐にわたります。最近では2021年の『The New World』が、コロナ禍にSwindleのコラボミュージシャンたちにとって「非常事態時につながれる場」となり、規制が緩和されたReal World Studiosで全曲を1週間かけて収録しました。Swindleはこう語っています。「まるでセラピーセッションのようでした。世界が崩壊しかけていた2020年に、あのレコーディングが私を救ってくれました」
彼のプロジェクトは減速する気配がありません。2023年、Swindleは作家Candice Carty-Williamsが手がけた8話のドラマシリーズ『Champion』(NetflixとBBCで視聴可能)のフルスコアを完成させました。「私は決して一つのことにだけ取り組んでいるわけではありません。動き続け、集中し続けられる理由はそこにあります。私はこれからも『中道左派』を体現していきたいと思っています」とSwindleは言います。多くのコラボミュージシャンから成るコミュニティーを発展させる一方で、映画やテレビの世界からの声にも応えているSwindle。時代を先取りしてきた彼ですが、これからもますますの活躍を見せてくれることでしょう。
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