HA-L7A 開発ストーリー
開発者がHA-L7Aに込めた想い
HA-L7Aの着想源
HA-L7Aは、ヤマハが長年HiFiコンポーネントやAVレシーバーで培ってきたアンプ技術をヘッドホンでの音体験の為に最適化し、様々なコンテンツに深く浸れることを目指したヤマハ初のハイエンドヘッドホンアンプです。音楽、アニメ、映画、スポーツなど、お好きなコンテンツをヤマハならではの音体験でお楽しみください。
佐藤 亮太
製品企画/回路設計
現在、音楽のリスニングスタイルやコンテンツは多様化し、多くのユーザーがヘッドホンで究極のリスニング体験を追求しています。HA-L7Aは、そのようなお客様のために、ヤマハ独自の音体験をベースに設計しました。ヘッドホンで音を聴く場合、スピーカーで聴くと聴こえないノイズ成分も非常に感じやすくなります。そこでHA-L7Aでは、回路設計や部品の選定など、機能や設計の具現化に時間をかけ、目指すクオリティを実現することができました。ヤマハのフラッグシップヘッドホンYH-5000SEとの組み合わせや、お手持ちのヘッドホンで、HA-L7Aならではの音の世界をぜひ体験していただきたいです。
小長井 裕介
DSP設計者
ヘッドホンにこだわりを持つ方は「原音」を大切にされるので、そこから外れると「音が悪くなる」という印象を持たれることがあります。そこでHA-L7Aでは、PURE DIRECTモードで聴く "原音 "を意識しつつ、ヘッドホンにこだわりを持つ方が求める音に近づけるよう、SOUND FIELDモードの調整を試みました。ぜひ一度、SOUND FIELDモードで強化されたコンテンツを聴いてみてください。ヘッドホンだけでは味わえない、アーティストやプロデューサーの意図する音の定位や動き、6つのモードの違い、モードを使い分ける楽しさを感じていただけると思います。