中村 記子(Noriko Nakamura)

プロフィール

中村記子プロフィール

中村 記子(なかむら のりこ)

1989年5月26日福井県生まれ。
中学一年の時に長渕剛に憧れてギターを手にする。一時期ギターを中断するが、大学2年生の時に出場したイベント『RockOn弾き語りライブ』にて準優勝を果たし、それを機に本格的な演奏活動を開始。現在は吉祥寺のライブハウス「SHUFFLE」にて毎月ライブを行っている。2011年12月3日には「SHUFFLE」でワンマンライブを開催予定。

インタビュー

長渕剛公認カフェのコンテストに出るためにギターを買いました。

中村記子インタビュー

音楽に興味を持ったきっかけは?

もともと父が吉田拓郎のファンで、月に一度ぐらい弾き語りのライブをやっていました。いつもそれを見に行っていたのでギターは身近なものでした。でも当時は見ているだけでしたね。自分で「ギターを弾きたい!」と思ったのは中学校一年の時。たまたま長渕剛さんの『しあわせになろうよ』という曲をラジオで聴いた時、これはカッコいい、私もやりたい! と思いました。

それでギターを手にしたんですね。

そうです。お父さんにミニギターを買ってもらって、弾き方もお父さんに教えてもらいました。でも1ヶ月ぐらいしたら部活のソフトボールに熱中してしまって。中学・高校ともにキャプテンで3番、ポジションはショート! という感じでソフトボール一直線。結局ギターはその一ヶ月で中断してしまい、大学2年までは弾きませんでした。でもソフトボールをやっている時もずっと長渕さんの曲は聴いていて、特に『空~SORA~』をよくかけてました。

中村記子インタビュー

再びギターを弾こうと思ったのはなぜですか。

高校卒業後、東京の大学に進学したのですが、自由が丘にある長渕剛さん公認のカフェ「RockOn」によく行くようになりました。ある時そのカフェで「弾き語りコンテスト」のチラシが貼ってあったんです。見てすぐ「出たい!」と思い渋谷にギターを買いに行きました(笑)。「長渕さんに近づけるかもしれない、ひょっとしたら会えるかもしれない」と思ったんです。

コンテストの結果はどうでしたか。

準優勝でした。長渕さんには会えませんでしたけど(笑)。『Myself』と『交差点』を歌ったのですが、ギターは久しぶりだったのでその2曲だけを集中して練習しました。準優勝の賞品として長渕さんのサインが入ったストラップをいただいたんですけど、これは今でも大切にしていて、私の宝物です。

ワンマンライブを目標にして毎月「ライブマラソン」をやっています。

中村記子インタビュー

プロを目指すようになったのはどうしてですか。

やっぱり「RockOn」のコンテストがきっかけです。今思えばギターも再開したばかりで演奏も歌も下手だったと思うのですが、一生懸命歌ったせいか前の方のお客さんが私の歌を聴いて泣いてくれて。私も泣いてしまって……。そんなステージでの感動が忘れられなくて本気で音楽をやっていこうと思いました。コンテストは6月6日にあったんですけど、その4日後の6月10日には、もう路上でライブをしていました。私にとって中高時代に打ち込んだソフトボールが「不本意なカタチで終わってしまった」という悔しい気持ちがあって、それ以来中途半端な気持ちで生きてきたのですが、弾き語りをやってみてもう一度、一生懸命になれるものを見つけた気がしたんです。

現在はどんな活動がメインですか。

主にライブハウスで演奏しています。7月5日にはキマグレンさんの逗子のライブハウス「OTODAMA SEA STUDIO」にも出演させてもらいました。いつもは吉祥寺の「SHUFFLE」というライブハウスで毎月ライブをやらせてもらっています。12月3日には初のワンマンをSHUFFLEでやる予定をしていて、今はそこに向けてライブを毎月積み重ねている感じです。12月の吉祥寺のワンマンをゴールにして「ライブマラソン」って自分でタイトルをつけて頑張ってます。ちなみに私、ジョギングが趣味で毎日欠かさず9.8km走っているんですよ。今年は東京マラソンも10kmに出場しました! 870人中50位でした。

ライブで聴かせてもらったオリジナル曲も素敵でした。

去年の6月からオリジナル曲を作り始めて、今までに50曲ぐらい作りました。自分で「毎週1曲オリジナルを作る」をノルマにして頑張ってます!

LLX6Aを持つと「女の子が大きいギター弾いていてカッコいい」と言われるんです。

中村記子インタビュー

コンテストの時に買ったのがヤマハのAPXだったそうですね。

長く続けたかったので、ちゃんとしたメーカーのギターがいいと思って、それならヤマハと決めていました。お店に行ったら黒のAPXがあって、価格もお手頃だったし、色もカタチも長渕さんのギターみたいだったので「これだ!」と決めました(笑)。買ったばかりの頃は弾くのが精一杯でよく分からなかったのですが、今は弾きやすいギターだと思っています。ネックが細いしボディも小さくて。その後ナチュラルのCPXも弾きました。APXとはピックアップが違っていて、音が柔らかくてよくライブで「音がいい」って褒められましたね。今は黒のLLX6A BLをメインギターとして使っています。

中村記子インタビュー

LLX6Aはどこが気に入りましたか。

やっぱり色ですね。黒いギターが好きなので。最初持ってみたらちょっとボディが大きいから弾きづらいと思ったんですが「ライブで女の子が大きいギターを持っているところがカッコいい」って言われて、このサイズが逆に好きになりました。このギターも音がとてもいいんです。いつもライブハウスのPAさんにギターの音を褒められます。ちなみにこのLLX6Aは「剛」と名付けました(笑)。APXは「レオ」です。レオは長渕剛さんが飼っているペットの名前からつけました。それから家ではサイレントギター™で練習しているんですが、それもかなりのお気に入りです。

LLX6A

LLX6A
  • 希望小売価格: \100,000(税抜)
  • セミハードケース付

中村記子インタビュー

サイレントギター™のどんな点がお気に入りなのでしょうか。

音が静かだから夜中に練習するときに便利なんですよ。それにボディが薄いので長時間弾いても腕が疲れません。私、家で6時間ぐらい練習するんですよ。立って、部屋を閉め切って、汗びっしょりかいて。汗をかくのが好きなので(笑)。それからサイレントギター™にiPodをつないで弾くこともあります。ギターとiPodの音がヘッドフォンで同時に聞けるのでカバー曲などを練習するときに便利です。リバーブもあるから臨場感も出せるし、とにかくサイレントギター™で練習するとすごく楽しいです。持ち歩きも軽いし。時には外に持ち出してカフェとかでも練習してるんですよ(笑)。

SLG110S

SLG110S
  • 希望小売価格: \70,000(税抜)
  • 専用ソフトケース付

今の私にあるのは「音楽を続ける」ことだけ。いつかアリーナツアーをしてみたいです。

中村記子インタビュー

今後の目標を教えてください。

まずは今年12月のワンマンライブがいちばん近い目標ですが、将来的にはアリーナツアーをやってみたいですね。これも遠い夢ですけど、テレビの音楽番組で長渕剛さんと共演してみたいです。対談して、その後「Don't Cry My Love」を一緒に歌いたい、というところまで決めています(笑)。

カバーで阿部真央さんの曲を取り上げていましたね。

私、阿部真央さんも大好きなんです。先日も野音のライブを見に行ってきました。これまではずっと雲の上の存在だったんですが、その野音のコンサートを見ていて初めて自分の中で「悔しい」という気持ちが生まれたんですよ! 今の私には「音楽を続けること」しかないので、これからもっともっと頑張りたいです!