ゆず

※このインタビューは2008年に行われたものです。

YUZU ARENA TOUR 2008 WONDERFUL WORLD
4月16日に、2年3ヶ月ぶりのオリジナルアルバム『WONDERFUL WORLD』をリリースした、北川悠仁と岩沢厚治のフォークデュオ「ゆず」。「YUZU ARENA TOUR 2008 WONDERFUL WORLD」でツアー中の2人に、ヤマハギターについての質問に答えてもらった。

岩沢厚治

ゆず 岩沢厚治

Question1
ヤマハのアコースティックギター「FG」で気に入っている点はどこですか。
手になじむところ。にぎりやすさ。海外の有名ギターにはない和製の音が好きです。初めて手にしたのがFGで、それ以外をあまり使っていなかったので。

Question2
持っているFGの特徴や音の違いは?
FG730ST:13歳の誕生日に父親に買ってもらったギター。地元の楽器店で買いました。15歳から今まで使ってます。今は家用ギターとして使用中。そろそろメンテナンスが必要です。
白1(FG-Custom):一度ネックが折れるという大けがからみごと復活。にぎりやすく、ストロークからアルペジオまではば広く使用。ピックアップは旧型で、シャキっとした音がここちよいです。
白2(FG-Custom):1号機と同じ型の2号機はピックアップをA.R.T.ピックアップに変更。より生に近い音が出る。弦高が低いのでアルペジオや指弾きの時の独特なビビリがよい。割とクリアな音がする。
黒1(500X):元々ピエゾだけだったピックアップをA.R.T.に変えました。元々鳴っていたLOWがより出るようになりました。MIDもここちよいです。元々ブリッジにアジャスターがついていたのですが、これを期に取り外してもらいました。
黒2:ジャカジャカと気持ちのよい音がする。割とHIあがりな設定で、会場によってはLOWが出なくて苦労する。

Question3
A.R.T.ピックアップシステムでよくなった点はどこですか?
音。より生に近くなった。弾く強さで強弱つけられるようになった。生々しく出るのでピッキングの時に注意が必要。サスティンが割と短いのも特徴。弦の“死に”が露骨にでる。

Question4
岩沢さんにとって、FGとはどんな存在ですか?
相棒、家族、親戚、親友、戦友、師匠、先生、道具、趣味、オブジェ、携帯、荷物・・・そんなトコです。感謝してます。好きです。

&Message
ギターを愛する読者の方々にメッセージをお願いします。
ギターがうまくなる秘訣を教えてください。
北川悠仁

ゆず 北川悠仁

Question1
ニュー・アルバム『WONDERFUL WORLD』について教えてください。また、ツアーの見所、力を入れている点は?
●アルバムについて。デビュー11年目を迎え、今までやってきたものは更に強固に大切にしつつも、多くの方との出会いやチャレンジをし、新たなるゆずを表現したアルバムです。
●LIVEについては、足し算ではなく引き算。足して盛り上げるのではなく、あえて引いてみる事で、音も演出も更なるダイナミックスと広がりを作っている所です。

Question2
アコギはどんな存在ですか?
恩人みたいな存在です。

&Message
ギターを愛する読者の方々にメッセージをお願いいたします。
まだまだ未熟者ではありますが、「もっと上手くなりたい!!」の気持ちを大切に精進していきたいと想います。お互い楽しみながらGood playしましょうね!!