基本的な動作は?
基本的な動作
マーチングで大事なことは、バンド全体の統一がとれていて、無理が無く、美しく見える動作であることです。
マーチングは、個人の動き⇒グループの動き⇒その組み合わせによるフォーメーション、という段階にグレードアップしていきます。
個人の動き
マーチングで一番大切なのは姿勢です。良い姿勢を見につけましょう。
1. 気をつけ(テーン・ハット)
・つま先をそろえる・かかとをそろえる
・両ひざをくっつける
・胸を張る(背筋を伸ばす)
・顔を上げる(ななめ上を見る)
2.休め(パレード・レスト) "気をつけから動く"
・上半身は気をつけのままで
・左足をかたはばに開く
・両足は平行に
・体重を両足に乗せる
3. 楽器構え(セット・アップ) "気をつけから動く"
・気をつけから手の動きだけで楽器をかまえる
・スピードを早く
・他の人とタイミングを合わせる
・キュッと止める
4. 足ふみ(マーク・タイム/MT) "楽器をかまえて動く"
・左足から上げる(元気良く)
・上げている足のくるぶしを、下ろしている足のひざの高さまで
・つま先を下に向ける(足音をさせない)
5. 前進(フォワード・マーチ/FM) "楽器をかまえて動く"
・左足から出る
・姿勢をくずさずに
・下を向かない
・足はかかとから地面につけ、つま先へ重心移動する
・体をゆらさない
6. 方向転換<回れ右/AF(アバウトフェイス)>
右向け右/RF(ライトフェイス)
左向け左/LF(レフトフェイス)
グループの動き
4人チームで練習します。個人の動きが基盤となりますから、一つ一つの動作をよく理解し、習得した上での導入が理想です。
フォーメーション
個人の動き、グループの動きをマスターしたら、いよいよドリル・フォーメーションの練習に入ります。
フォーメーションはグループの動きのさまざまな組み合わせによって展開していきます。