総合遮音の考え方

総合遮音とは、建物の躯体と防音室(アビテックス)をあわせた総合的な遮音性能を指します。
アビテックス単体の遮音性能だけでなく、総合遮音として高い性能が出るようなヤマハ独自の考え方で、最適な音環境づくりを行っています。

総合遮音の考え方

アビテックスは自立型の六面体構造であり、出来る限り建物の躯体と振動を絶縁することにより高い遮音性能を実現しています。
建物の躯体とアビテックスの壁の間の空間(=空気層)一つをとっても工夫をしています。空気層は広く取ればとるほど遮音性能が向上しますが、空気層を取りすぎるとお部屋が狭くなってしまいます。
そこでアビテックスは遮音性能を実現しつつ、お部屋の広さもきちんと確保するよう、長きにわたる研究と経験から適切な空気層を設定しています。
また床や天井においても、防振ゴムを利用して遮音性能を高める工夫をしています。

※自由設計AFEシリーズの場合の総合遮音例(マンション/戸建)