愛媛県松山市 松山東雲女子大学

 
1886(明治19)年に設立された四国初の女学校、松山女学校を前身に持つ学校法人松山東雲学園は、幼稚園から中学・高等学校、短期大学、女子大学ま で、キリスト教精神に基づいた女子教育を実践してきました。幼児教育の分野においては、40年の歴史をもつ短大保育科に加えて、2007年に女子大学人文 科学部に心理子ども学科・子ども福祉専攻を新設。より専門的な知識、実践力を備えた幼児教育者の育成を行っています。
幼児教育の現場では「弾き歌い」のスキルが不可欠ですが、入学時の演奏技能は学生によってまちまち。そこで、学生が課外でも補習指導が教員から受けられ るよう、教員の研究室内に防音室を設置することになりました。導入にあたっては、「信頼できる楽器メーカーの防音室を」と、迷うことなくアビテックス セフィーネII(ルームタイプ)が選ばれました。隣接する他の研究室に音が漏れないよう十分な遮音性能を持ちながら、将来必要に応じて移設できるというこ とも大きな決め手となりました。
研究室の中に設置するため、セフィーネII(ルームタイプ)は3畳タイプ。コンパクトな室内ながらグランドピアノC3を演奏していても音に疲れることが なく、とても上手に聴こえると音響効果も好評です。「仕事の現場で通用する演奏技能を習得させるためには、学生のレベルにそった個別指導が欠かせません」 と語るのは、音楽表現を担当する小池美知子准教授。キャンパス内の別棟には防音設備のあるレッスン室もありますが、小池研究室では防音室でのレッスンと並 行して、読譜や電子キーボードを使った指導が行われるなど、アビテックス設置が効果を上げています。
今、大きな関心が寄せられる幼児教育の現場。豊かな音楽表現にふれ、総合的に「子ども学」を学んだ女子学生たちの活躍が期待されます。
 
 

設置状況

 


ユニットシリーズ セフィーネII(ルームタイプ)

AMCB30Hタイプ


教員の研究室内に設置された防音室