大阪市東淀川区 大阪成蹊大学 大阪成蹊短期大学
大阪成蹊学園のご紹介
2013年に80周年を迎えた大阪成蹊学園。創立当初は、高等女学校として発足しましたが、今日では大阪成蹊大学・大阪成蹊短期大学・びわこ成蹊スポーツ大学・大阪成蹊女子高等学校・こみち幼稚園を擁し、在籍者数約5350人、専任教職員数約350人、卒業生約10万6700人の伝統と実績のある学園です。
上質なピアノとホール音響が、音楽教育のシンボルに
形状を変更したステージ
1980年に竣工されたホールは、これまでは映写室を備えた視聴覚教室として利用されてきました。
2012年に京都の長岡京市にあった芸術学部がこちらに移転、2014年4月には教育学部が新たに設置されることで、学生数が大幅に増えることになりました。
大教室が一つしかなく、オープンキャンパスなどで使う会場が足りないため、ホールを活用することに。ホール設備が古くなって
いたため、床・壁・天井・舞台の改修工事を行い、またこの改修を機にベーゼンドルファーのピアノを導入。
もともと短大に幼児教育学科があり、新たに音楽教育支援センターもできるため、ホールとピアノを音楽教育のシンボル的なものにしたいという話に発展しました。理事長が大の音楽好きということもあり、ホールの音響についても真剣に考えることに。芸術学部の中で音響に詳しい教員や、改修工事を施工したゼネコンからの紹介でヤマハに相談することになりました。
調音パネルACP2を20枚、音響が大幅に改善
ステージ音に関しては音響ロスが多いということで、ステージ袖壁を斜めのホーン形状に変更。背面にリッジパネル4枚を貼って音を客席に飛ばすようにしました。
客席には残響音の浄化と低減を目的に調音パネルACP2 を20枚貼ることで、音響が大幅に改善しました。
工事後、京都在住のザイラー夫妻を招いて、創立80周年記念ピアノデュオ連弾コンサートを開催。
また普段はコーラス部の練習や幼児教育学科の発表会などで活用していますが、大学としては音響に大変満足しているそうです。
製品名 |
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設置状況
客席の両側に合計20枚の調音パネルACP2を配置