サイレントベース™ モニターレポート
- 評判通りとても満足
- 使用用途は、自宅での個人練習とスタジオ練習、ライブハウスでの演奏です。
自宅練習では、音の小ささ、振動の少なさは深夜でなければ近所迷惑にはならない程度で評判通りとても満足しました。ただヘッドホンの音はあまり好きじゃないので家では生音で練習しました。音はプリアンプを通すと密度のあるいい音になりました。
ライブハウスでは足元にコンパクトなプリアンプを用意し、音をPAシステムに送るセッティングで使用しました。普段はコントラバスにピエゾピックアップを載せてプリアンプを通してますが、それに比べると弦やポジションごとによる鳴りのばらつきがなく、音が安定していました。 - 想像していたよりもずっと上質
- 使用用途は、オーケストラ曲の個人練習(弓奏)、バンドでの演奏(ピチカート)です。
アルコの音の出力は、事前に想像していたよりもずっと上質なものでした。アンサンブルにも十分な音が出ます。夜間練習用途では、ヘッドホンやアンプに接続しなくても、生音で十分だと思います。
バンドでは、プリアンプ経由でミキサーやベースアンプに接続。音作りは、つまみフラット位置(12時)を基本にした微調整で十分。生楽器に比べて、マイキングやハウリング回避といった煩わしい問題を気にする必要がないのがメリット。また、生楽器に比べて軽いタッチで演奏することができ、身体への負担が軽いように感じました。
- 夜でも練習できる
- 自宅での練習を中心に使っていました。夜でも練習できるのでたいへん助かりました。
弦が普段使用しているものと違いましたが、演奏感は特に問題ありませんでした。
左手のポジション(Vポジションあたり)がはじめは戸惑いましたが、弾いているうちにだんだん慣れてきました。電車での持ち運びは大変でした。 - コントラバスに近い
- クラシックのアマチュアオーケストラに参加しており、自宅での夜間の個人練習に使用し、大変重宝しました。演奏感はかなりコントラバスに近いと思います。
- 体に馴染む感じ
- 私のコントラバスと比べるとネックが太く多少違和感がありましたが許容範囲かと思います。
SLB100は楽器の肩の部分やひざ当ての部分がしっかりしていて、パイプだけの他社製品と比較すると体に馴染む感じがありました。全体的に生のコントラバス以上に重量感や密度が感じられ、バランスも良く、弾いていて疲れを感じることが少なかったです。
持ち運びはやや大変でした。 - コントラバスと変わりません
- コントラバスからSLB100への持ち替えには、違和感を覚えませんでした。身体に直接触れる部分の感触は、ほとんど本物のコントラバスと変わりません。全体のデザインが演奏時のことをよく考えられてつくられている印象です。
付属の膝当ての位置が微妙に合わなかったのですが、自分の構え方との問題かも知れません。 - 側板ユニットのおかげ
- SLB100を手にした時、他社のアップライト エレクトリック ベースよりも断然違和感なく構えられました。
この感じは側板ユニットのおかげだと思います。演奏(立奏)の際にはボディのアッパー部を腰に当てて弾きますが、その時のしっかりした感じは、今までに演奏した他のサイレントベースにはなかったものです。また、ボディのロワー部を左足の内側に当てて弾く方もいますが、この側板ユニットはそれも違和感なく感じられると思います。 - 膝あてがとても有効
- おおむね違和感はなく、特に座って弾く場合にはオプションの「膝あて」がとても有効でした。できればボディをもう少し厚くしたほうが安定感があるように思います。またボーイングの際に駒の弦間やラウンドが気になりました。
- 楽器にマッチしたアンプ
- リハーサルスタジオの備え付けのアンプで演奏したら低音が出過ぎ調整に苦労しました。
楽器にマッチしたアンプがないと楽器の良さも出せないのでヤマハからSLB用アンプを出してほしいと思います。 - 弾きごたえ
- 2つのバンドでのセッションに使用しました。
【バンドその1 (普段はエレキベースを使用)】
ドラム、エレキギター×2、ベース(SLB100)という編成で、SLB100→プリアンプ→ベースアンプと接続し、ブルースを中心にセッションしました。SLB100は出音がとても自然かつウォームで太く、アンサンブルの中でも埋もれないので、ルックスもあいまってメンバーからは大変好評でした。4ビートをとても気持ちよく弾くことができ、何割増しかで上手になったような弾きごたえがありました。
【バンドその2】
エレアコギター、アコースティックギター、ベース(SLB100)という編成で、主にBEGINのカバーをするユニットです。メンバーから「なるべくアコースティックな暖かい音を」、とのリクエストがあったので、ミニライブでSLB100を使ってみました。Di経由でミキサーへ出力し、すべての楽器をミックスして2chスピーカーから出力しました。芯のある太い音は、メンバーからもお客さんからも大好評をいただきました。 - 自分好みな音作り
- ピアノとのデュオでJAZZの演奏をしました。アンプを使用するので自分好みな音作りができるのはよいと思います。ポップスなどの音楽でも使い方しだいでは、コントラバスではできないような大きな音量での演奏も可能だと思います。音質的にはちょっと明るい感じの音のような印象はありますが、まわりの楽器の音に埋もれないようにするにはこれくらいがちょうどよいのかもしれません。
- より高いモデルが出ても
- ただ練習用のためだけに買うと考えたら高額だと思いますし、さらなる改良をしてステージでも使いやすく見た目の高級感も兼ね備えることができるならばより高いモデルが出ても需要があるのではないかと思います。
- 決して高すぎず妥当
- この楽器の素晴らしい品質に対する価格としては、決して高すぎず妥当な価格だと思います。
個人的には、もう少し手を出しやすい価格設定にしていただけるとうれしいです。 - 妥当かも
- 正直言うとちょっと手が出しにくい価格かもしれませんが、妥当かもしれません。
逆に用途を自宅練習用だけに絞ったもっと安価なものがあるといいと思いました。 - 夜間の個人練習用には高価
- 私のように夜間の個人練習に使用するだけの目的には高価だと思います。
ステージ・録音用の機種と個人練習用の機種(15万円程度)が別に用意されていると良いと思います。
- サイレント楽器でもステージでどうどうと使いたい
- ライブのお客さんから「初めて見たけど格好いいね」と声をかけられることが多かったです。ただ根本的な問題として、一般的にジャズやクラシックの奏者からみたら『サイレントは練習用』という認識が強いと思います。やはりお客さんを入れたステージでは『本物』を使わないと失礼という思いもあります。なんとかこの認識を変えて堂々とサイレント楽器が使われるようになって欲しいのですが…
要望としてはソフトケースにポケットを付けてほしいのと、ケーブルの抜き差しがON/OFFになればいいと思います。 - 購入したくなった
- ●1ヶ月間SLB100をお借りしましたが、本当にすばらしい楽器です。途中から本気で欲しくなってきました。本気で購入を検討し始めました。
●フレーム形状は、コントラバスとの演奏感の共通化を図り、かつ無駄がそぎ落とされているのを使ってみて実感しました。さすがによく考えられているなぁと改めて感心しました。
要望としてはフレームを分解せず収納できるソフトケースがあればいいかと思う。また外部入力端子の音量と楽器音量が独立調整できればいいですね。
ヤマハより
外部入力端子の音量と楽器音量は、コントロールパネルの入力端子のすぐ上についている「AUX INボリューム」で調節が可能になっています。次回、是非チャレンジしてみてくださいね。 - 持ち運びがもう少し楽になるといい
- 持ち運びの際、何処かに立て掛けられる形とか、楽器を組み立てた時にコントラバスのように倒せる形状になればいいと思います。
- サイレント楽器の良さをさらに実感
- サイレントチェロSVC50を既に保有しており、サイレント楽器の良さは実感しています。
今回試用してさらにその良さを感じました。
a)住所 b)性別 c)職種 d)コントラバス歴 e)コメント
※コメントはモニター申し込み時のものです。
a)神奈川県 | b)男性 | c)自営業 | d)12年 | |
e)「普段はラテン・ポップスバンドでコントラバスを演奏しています。」 | ||||
a)宮城県 | b)男性 | c)公務員 | d)14年 | |
e)「アマチュアオーケストラでコントラバスを、ブルース系バンドでエレキベースを演奏しています。」 | ||||
a)神奈川県 | b)男性 | c)演奏家 | d)3年 | |
e)「現在コントラバスを所有していますが、自宅での練習用やリハーサル、搬送に困難な悪天候時などのときにサブ楽器としての活用を考えています。」 | ||||
a)神奈川県 | b)男性 | c)会社員 | d)15年 | |
e)「学生時代オーケストラに所属し、卒業後もOBオーケストラに参加していますが、夜間の練習に困っています。」 |