【導入事例】PE'Zライブ「下北襲撃」 / ライブハウス / 東京都

Japan / Tokyo, Sep 2010

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LS9+Dante+Nuendoでライブ録音&ネット配信


2010年9月22日(水)、下北沢のライブハウスGARDENで行なわれたPE'ZのライブでデジタルミキサーLS9とインターフェースカードDante-MY16-AUD、そしてDAWのSteinberg Nuendo 5を活用したミックスとライブレコーディングが行なわれた。

チケット発売後5分でソールドアウトとなったPE'Zのライブ「下北襲撃」。当日の会場は約550人の超満員。その白熱したステージの模様をUstreamで生中継すべく、ミキサーズラボの三浦氏によってLS9-16を用いたミックスが行なわれた。 LS9の操作性について三浦氏曰く、「コンパクトな中にも効率良いレイアウトで、当日初めて使用したにも関わらず、すぐに操作が出来ました」とのこと。

また音質に関しても、「スッキリとした中にも厚みがある音で、芯のしっかりした音でした。ヘッドフォンアウトの出力が大きいのもLive会場では威力を発揮しますね」と語る。

今回、LS9-16のカードスロットに装着されたDante-MY16-AUDを通じ、Mac上のNuendo 5でマルチトラック録音が行なわれた。 Dante-MY16-AUDからMacへの接続はLANケーブル一本で、オーディオインターフェースも必要としない為、とてもシンプルなシステムとなっている。そして24bit/48kHzで収録された約90分間のライブ音源は、ライブ後すぐにスタジオで編集され、翌日の午後にはネット配信が開始された。その音質について「驚くほど鮮明に録れており、空気感も含めて下北の会場の雰囲気が良く伝わる音になっていた」(三浦氏)とのこと。実際ネット上でもその音質を高く評価するコメントが多数寄せられた。今後も様々な現場でLS9+Dante-MY16-AUD+Nuendo5のシンプルなシステムによるライブ録音の機会が増えると期待される。

PE'Zオフィシャルホームページ


ライブレコーディングの様子。

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LS9リアパネルに装着されたDante-MY16-AUD。

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