【導入事例】東京スクールオブミュージック専門学校 様 / ミュージカル / 東京都

Japan / Tokyo, Dec 2010

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白血病で苦しむ方たちに少しでも協力しようと、厚生労働省の推薦、骨髄移植推進財団、夏目雅子ひまわり基金の後援を得て開催されているミュージカル「明日への扉」。
1994年の初演から100回以上の公演を数え、一貫して全ての企画・制作・出演を東京スクールオブミュージックの在学生が行っている本イベントに、業界最先端のネットワークオーディオ「EtherSound」が採用された。


多チャンネルの音声信号伝送をCAT5eケーブルでシンプルに構築

ステージ上には16in8outのアナログ入出力を持つステージボックス「SB168-ES」を4台設置。複数のアナログケーブルは最終的に1本のCAT5eケーブル(いわゆるLANケーブル)にまとめられている。ステージのSB168-ESに加え、ステージ袖にワイヤレスマイクのモニタリング用として設置された「LS9-16」、FOH側に設置されたメインコンソール「PM5D-RH」及びサブコンソール「LS9-32」「LS9-16」にはそれぞれEtherSound対応のオプションカードMY16-ES64が装着され、それら全ての機器間での最大64ch双方向(計128ch)という多チャンネル伝送を実現。また、SB168-ESのヘッドアンプ制御信号も同じ1本のCAT5eケーブルに重畳され、PM5D-RHからのリモートコントロールが可能となっている。

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SR、レコーディングなど全ての音響に関わる作業を在校生が担当。もちろん音響に限らず、制作、照明、道具、出演など、ミュージカルの全ては在学生の手によって作り上げられている。音響担当の西海先生によれば、EtherSound導入の決め手にはもちろんシステムの利便性も挙げられるが、何より学生に最先端の技術に触れて欲しいという思いが一番強かったとのこと。最先端の機材、優秀な講師陣を擁する同校の今後より一層の飛躍が期待される。

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