MMP1 Version 1.1アップデート CB Electronics TMC-1からのリモートコントロールに対応
ヤマハMMP1は、モニターコントロールを中心に、今日のスタジオシステムに必要とされる音声処理機能をワンボックスに集約した革新的なシグナルプロセッサーです。
メインモニター回線やCueなどの音声入出力を自由自在に設計できる40x36モニターマトリクスと、全チャンネルにタイムアラインメント機能やFIRクロスオーバーフィルターを搭載した32x32スピーカーマネージメントマトリクスを駆使することによって、かつてないフレキシビリティを実現し、ステレオからイマーシブオーディオまで様々なフォーマットのシステムの要求に応えます。
今回リリースするファームウェアアップデートでは、ポストプロダクション向けに定評ある機器を長年作り続けているCB Electronicsのモニターコントローラー「TMC-1」からの操作に対応しました。モニターする音声・スピーカーセットの切り替え、レベル調整やミュート・ディマー操作が可能です。またiPadアプリ「MMP1 Controller」を併用すれば、様々な詳細設定を行なうことができ、より快適なモニター・コミュニケーション環境を構築することができます。
この他にも、MMP1 Version 1.1では、エディター画面でのEQグラフ拡大表示やメーターの並び替え、リップシンクディレイタイムの拡張や事故防止の為のSPL設定ロック、GPIの割り当て機能拡充などが加わり、使い勝手がますます向上しました。 MMP1 Version 1.1ソフトウェアは2018年Q3よりヤマハプロオーディオサイトにて公開予定(無償ダウンロード)です。
主な特長
- CB Electronics TMC-1からのリモートコントロールに対応
- Speaker Management画面のEQグラフ拡大表示(MMP1 Editor)
- Lip Sync Delayを最大300msに設定可能
- 事故防止の為のSPL設定ロック(MMP1 Editor)
- メーターの並びを任意に変更可能(MMP1 Editor)
- GPIにSumとSpeaker Set選択機能を追加