【導入事例】札幌ドーム 様 / スタジアム / 北海道
Japan / Hokkaido, Dec 2018
53,738人もの最大収容人数を誇り、2001年の開業以来、日本5大ドームの一つとして親しまれてきた「札幌ドーム」。サッカーと野球2つのプロチームの本拠地として、また様々な国際大会や各種イベントの舞台としても活躍してきた同スタジアムが2017年に出力系音響設備の改修を実施し、メインスピーカーシステムにSTM M28やGEOS12ST(スタジアムバーション)をはじめとする多数のNEXO製品が導入された。
本プロジェクトの主なコンセプトは
「音圧レベル分布の均一化」
「音声明瞭度の向上」
「観衆の声援に負けない迫力ある出音」の三点 。
ワールドクラスの音響設備を目指して複数のスピーカーブランドが候補に挙げられる中、サッカーやラグビーのW杯など正に全世界規模のイベントの舞台となってきたフランスの国立競技場「Stade de France」をはじめ、エンターテインメント性に優れたスタジアム案件にて数多くの実績を持つNEXOのラインアレイシステムに最終的に白羽の矢が立った。
センタークラスターに設置されたフルレンジモジュールSTM M28 とサブウーファーRS18
結果的にこの改修によってドーム内全域にわたり均一な音圧レベルと高い音声明瞭度の確保が実現され、関係者からは「アナウンスやBGMの聞き取りやすさが飛躍的に向上した」と高く評価する声が多く寄せられたという。
また、国内スタジアムの固定設備では前例の無かったサブウーファーを新たに追加したことで 、今までになかった重低音により、更に迫力のある演出ができるようになった、という点も好評を博した理由の一つとなった模様だ。この点は、コンパクトな見た目からは想像もつかないようなパワフルなサウンド再生と正確な指向性制御を実現するNEXOスピーカーの性能に加え、NEXOの持つスタジアム音響におけるノウハウが活きた結果と言えるだろう。
音響エネルギーの遠達性に優れたラインアレイシステムの採用により場内の音圧が効率良く均一化されたことで、施工完了直後よりドーム利用者からは「クリアで迫力のある音のお陰でテンションが上がる」といった声も挙がっているらしく、様々な面にその成果が現れている様子が伺えた。
サテライトシステムに採用されたフルレンジモジュールGEOS12ST とサブウーファーLS18
今後もNEXOのパワフル&ハイクオリティなサウンドが、札幌ドームにおけるイベントの盛り上がりを支えていく。
サッカーモード時の内観。札幌ドームは日本で唯一の完全屋内天然芝サッカースタジアムとしても知られている。
データ
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NEXO Japanオフィシャルサイト