【導入事例】初台DOORS 様 / ライブハウス / 東京

Japan/Tokyo/Jul.2019

初台DOORS

新宿駅のお隣、最寄り駅の初台から徒歩30秒に位置するDOORS様。オールジャンルに対応する柔軟なスタンスで多種多様なイベントシーンを支える同ライブハウスのメインスピーカーシステムに、NEXOの最新ラインアレイタイプスピーカー「GEO M12システム」(GEO M1210/MSUB18=3/2対向)が導入されました。その経緯について、メインのサウンドエンジニアである1091 MUSICの伊藤 峻 氏にお話をうかがいました。

インタビューにご協力いただいた1091 MUSIC の伊藤 峻様

まずはメインスピーカーの更新をご検討になられたきっかけや経緯をお教えください。

伊藤氏:
初台DOORSは弊社が管理を始める前も含めると15年以上の歴史を持つライブハウスなのですが、前身の時代から長年使用してきたメインスピーカーはパーツ供給の問題などもありメンテナンスが難しくなってきていました。

また、2年ほど前に系列店のaube shibuyaのメインシステムをリニューアルしたこともありまして、次はDOORSを、というのが今回メインスピーカーの更新を検討した経緯になります。

実際の選定に当たっては外部のシステムエンジニアの方にもご協力いただき、まずは予算に合致する候補を複数ブランド選ぶことからスタートしました。

京王新線「初台」駅、甲州街道北口より徒歩30秒
キャパシティは最大350名
メイン卓にはCL5を使用

その検討の中で、どのような点がNEXOのGEO M12システムをお選びいただけた決め手になったのでしょうか?

伊藤氏:
やはり、決め手は音ですね。先程もお話ししたシステムエンジニアの方のアドバイスを受けつつ、各ブランドの代理店さんにもご協力いただいて試聴デモを複数回行ってきたのですが、既設のポイントソースシステムにいい意味で一番雰囲気が近かったのがGEO M12だったんです。

具体的には、音のふくよかさというか、量感を一番感じましたね。また、ステージへの回り込みが少なくマージンが稼ぎやすかったのも大きなポイントでした。

実は検討したシステムによっては回り込みが無さ過ぎたり、逆に有り過ぎたり、ということもあったのですが、GEO M12はその点が適度かつ自然で、外音と中音のバランスが非常に取りやすい印象を受けましたね。出音のイメージに関しては、検討した他のシステムのウーファーユニットがいずれも8インチダブルのクラスだったのに対し、GEO M12はシングルながら12インチだったことも大きかったかと思います。

アンプラックにマウントされたNXAMP4x4。1台でGEO M12/MSUB18=3/2対向のドライブも可能だが、バイアンプ駆動や万が一のバックアップも考慮した2台での運用となっている

GEO M12の導入を受けての今後の展望、また弊社へのご要望などございましたらお聞かせください。

伊藤氏:
(GEO M12が日本初導入との話を聞いて)そうだったんですか! 実はFOH卓で使用しているCL5も、弊社がDOORSの管理を始めた2012年当時にちょうどリリースされたので発売後すぐに導入したのですが、今回のGEO M12も発売のタイミングがとても良かったということですね(笑)。

系列店も含めてメインスピーカーシステムの更新が完了しましたので、今後はステージモニターの更新なども視野に入れていますが、その際は先日リリースされたNEXOのP12も含め改めて色々と検討したいと思っています。

また、GEO M12のサウンドについては、サブウーファーMSUB18の使い方も含めてまだ煮詰めていける余地があると思っていますので、これからも色々と試していければと考えています。

その辺りのアフターサポートも含め、ヤマハミュージックジャパンさんには今後も期待していますのでどうぞよろしくお願いします。

本日はお忙しい中ありがとうございました!


データ

NEXO

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NEXOサイト 日本語ページ