＃MONTAGEトラックメイクキャンペーン

テクノループとファンファーレの組み合わせは非常に強引ですが（笑）今回の素材の使用に拘っていただいたからこその奇跡的な融合を遂げていると思います。また、シンセサイザーの遊園地をイメージさせる多数の展開や、高揚感のあるビートメイキングには脱帽しました。最優秀賞おめでとうございます。MODX7実機を使ったあらたな楽曲、楽しみにしております！

第四回で大好評のうちに終了と思いきや！回を増すごとにクオリティがアップし投稿作品が多くなる中、このままで終わるのはもったいないとYamaha様の粋な計らいで、第一回～第四回までの全ての素材を使って第五回を開催することになりました！その心意気に答えるために私佐藤も追加で10カテゴリのあらたなネタを提供させていただきます。膨大なプリセットを持つMONTAGEで、素早く理想の音色を見つけるために活躍するAUDITION機能を使い、プリセットされているフレーズを選別、楽曲制作に使用しやすいBPMに調整、LOOP素材化をいたしました。今回はお題がないので、個人的におすすめの音色を選ばさせていただきました。（作業前日に宇都宮隆『tribute live SPIN OFF T-Mue-needs』公演初日を観覧したので音色名語尾「DA」の音色多めです。）キーもBPMもバラバラです。どう使うかは皆様のセンス次第です。

さらに今回は審査員として参加させていただき優秀作品を選ぶ事になりました。
シンセサイザープログラマーとしての音色審美耳と音楽プロデューサーとしての感性で厳正に審査させていただきます。
最優秀作品にはなんとMONTAGEのサウンドDNAを搭載しながらも軽量で持ち運びにも便利なMODX7が用意されています！
皆様奮ってご応募ください！

毎回沢山のご応募ありがとうございます！遂に最終回です。今回は今までで一番悩んだのですが、キャッチーに遊びやすいジャンルという事で80年代後半～90年代初頭に台頭したJ-POP的打ち込みダンスサウンド的アプローチで作ってみました。DX7IIで有名になった太いシンセベースの代名詞「SUPER BASS」のオクターブ奏法や、近未来を感じさせるFM音源のBASS音色の高域分を使ったシーケンスフレーズ等をEから始まるクロマチックで1オクターブ準備しております。88年～90年代のJ-POPサウンドがベースとなり、21世紀以降のアニメソングやアイドルソング、ボーカロイド楽曲に発展していくと考えると面白いですね。過去の流行を模した音色で新しい解釈で生み出される音楽、非常に楽しみにしております！

改めて、MONTAGEを使い倒しまして、高いSN比がもたらすクリアーなDA部、どこまでも深い階層まで潜りこめ、未知の音色に簡単にアクセス出来る事、演奏しやすい鍵盤部が素晴らしく、過去の模倣はもちろん、先端のサウンドまでをクリエイト出来る機種であると確信いたしました。今回、DAW上に取り込むWAVとして提供させていただきましたが、MONTAGEのあらたな魅力に気づいていただきましたら、楽器屋などで是非実機を演奏していただければと思います。

この度は素敵な機会を頂き本当にありがとうございました！いくつかのわがままを聞いていただいたヤマハの皆様、そして、本企画に参加頂いた皆様、心より感謝いたします！第四回目の投稿も最後までよろしくお願いいたします！

沢山のご応募ありがとうございます！第一弾、第二弾の音源を聴かせていただいて想像もしていなかったような素材の使い方や、解釈の違いが生まれてきて大変面白かったです！今回もYamahaのハイエンドシンセサイザーMONTAGE “のみ”を使ってどこまで実用的な素材集が作れるかにチャレンジしてみました。今回のテーマは「SYNTHWAVE」。前々回の「VAPORWAVE」に続き80年代のシンセミュージックのリバイバルで、世界的に盛り上がっているジャンルです。こちらのジャンルの特徴として、DX7を代表とするFM音源のシンセサイザーが沢山使われており、キラキラしたサウンド感が近未来を感じさせる重要なエッセンスになっています。そのDX7の上位互換*でもあり現代的にブラッシュアップされた“MONTAGEに搭載されたFM-X音源の音色”をメインに今回は素材を作成してみました！定番のオクターブフレーズやベルをクロマチックで用意しましたので、汎用性高く使用出来るかと思います。この素材を使ったオリジナル作品、とても楽しみにしております！

* FM Converter for MONTAGE & MODXを使用する事で、DX7のオリジナルデータをMONTAGEにロードする事が可能です。
https://jp.yamaha.com/products/contents/music_production/montage/fm_converter/index.html

YamahaのハイエンドシンセサイザーMONTAGE“のみ”を使ってどこまで実用的な素材集が作れるかにチャレンジしてみました。今回はYouTubeを通じて世界中で流行しているジャンル「LO-FI HIPHOP」がモチーフです。MONTAGE搭載音色の中から、このジャンルにふさわしいループや1ショット素材を内部エディットのみで音色トリートメントし、DAWに取り込んでおります。波形をそのまま貼り付けて並べるというよりは、EQやフィルターを掛けた時の変化が付きやすいように広いレンジで鳴る音作りを心がけました。普段の作業では行わないような積極的なカーブのEQや歪み系プラグインでがっつり音を荒してご利用下さい。また、歪ませた音色にROOM系のリヴァーブをたっぷり掛けると、LO-FI HIPHOP特有の「あの感じ！」が出せるかと思います。ハードウェア機材ならではの、クリアで芯の太いサウンドになっているかと思います。この素材を使ったオリジナル作品、とても楽しみにしております！

YamahaのハイエンドシンセサイザーMONTAGE“のみ”を使ってどこまで実用的な素材集が作れるかにチャレンジしてみました。テーマを決める際、様々なジャンルを検討しましたが、懐メロ再現は先人の方々が沢山やられているので、80年代から進化続ける最新のFM音源と、2010年以降に生まれ同じく80年代の音楽をモチーフしながらも全く新しいジャンルとして確立をしたVAPORWAVE（ヴェイパーウエイブ）のイメージを重ね合わせ、自分自身の仕事でも「今すぐ」「音楽制作に使える」シンセサイザーサウンドを作成いたしました。ハードウェア機材ならではの、クリアで芯の太いサウンドになっているかと思います。

サンプル曲は、この音色のみを使用しDAW上で切り貼りを行いミックスをした曲です。あくまで、使い方の提案の一つですので、VAPORWAVEに縛られること無く楽しんでいただければ幸いです。皆様の作品がどのようになるのか楽しみにしております。