Waves社製「WSG-HY128」に対応。Wavesプラグインを低レイテンシーで使用可能となるRIVAGE PMシリーズファームウェアV4.2をリリース。
デジタルミキシングシステムRIVAGE PMシリーズは、発売以来ハードウェアのラインナップ追加だけでなく、ファームウェアのアップデートにより常に進化を続けてきました。
今回リリースする最新ファームウェアV4.2で、Waves社製の新オーディオインターフェースカード「WSG-HY128」に対応しました。
「WSG-HY128」をDSPエンジンのHYカードスロットに装着し、Waves SoundGridサーバーとネットワーク接続することで、Waves SoundGrid対応プラグイン最大128チャンネルの音声処理を、極めて低レイテンシーで行えるようになります。
RIVAGE PMシリーズに搭載されている豊富なプラグインも併用可能なため、V4.2と「WSG-HY128」によってRIVAGE PMシリーズがよりパワフルで創造的なツールへと進化します。
Waves社のセールス&マーケティングEVP Mick Olesh氏のコメント
Waves社は新商品オーディオインターフェースカード「WSG-HY128」でヤマハのRIVAGE PMシリーズをサポートできることをとても光栄に思います。「WSG-HY128」によりRIVAGE PMシリーズを使用しているエンジニアは、Waves SoundGridテクノロジーにより極めて低いレイテンシーで豊富なWavesプラグインを使い、創造性を最大限に発揮できるでしょう。
ヤマハ株式会社 音響事業本部プロオーディオ事業部 田中需のコメント
「ステージで鳴っている音をありのままに取り込み、そこからさまざまな色付けを行う」という、これまでヤマハが一貫して追求してきたミキサー設計のコンセプトはRIVAGE PMシリーズでもしっかりと受け継がれています。
中でも色付けの部分を担うプラグインは、ミキサーの機能の中でも特に重要です。そのためヤマハは以前からWaves社と近密に協業を続けており、そのひとつの成果としてMYカードスロットを搭載したヤマハのデジタルミキサーにSoundGridを導入するMYカード「WSG-Y16」などが挙げられます。
そして今回、Waves社製のオーディオインターフェースカード「WSG-HY128」に対応したことで、RIVAGE PMシリーズをお使いのエンジニアのみなさまにSoundGrid対応プラグインのリッチで魅力的な世界を提供できることを大変嬉しく思います。