Bricasti Design社と共同開発した「RIVAGE PMシリーズ」用プレミアムリバーブ「Y7」を12月中旬リリース
デジタルミキシングシステム「RIVAGE PMシリーズ」は発売以来、継続的なソフトウェアアップデートにより進化を続けてきました。そして、12月中旬にリリースされる予定の最新ファームウェアV4.7には、Bricasti Design社との共同開発によるプレミアムリバーブ「Y7」を搭載します。
Bricasti Design社はハードウェアデジタルリバーブの世界的なメーカーとして知られています。中でも繊細な表現力、卓越した音質、使い勝手の良さが特徴であるリバーブ「M7」は同社の代表作と言われ、多くのスタジオやプロのエンジニアに広く愛用されています。
そしてこのたび、ヤマハとBricasti Design社の協業により、「RIVAGE PMシリーズ」用のプラグインとして、画期的な新リバーブ「Y7」が誕生しました。この「Y7」は、12月中旬リリース予定のファームウェアV4.7のアップデートにより、すべての「RIVAGE PMシリーズ」のユーザーに無償提供されます。
Bricasti Design社 CEO Brian Zolner氏のコメント
ヤマハとの協業でプレミアムリバーブ「Y7」リリースの発表をできたことを嬉しく思います。
「Y7」はヤマハの開発チームと密接に協力し、「RIVAGE PMシリーズ」用に特別に設計されたプラグインエフェクトです。「Y7」がエンジニアのみなさまに新たな創造性と感動を呼び起こすことに大きな喜びを感じています。
ヤマハ株式会社 音響事業本部プロオーディオ事業部 グループマネージャー 田中需のコメント
Bricasti Design社と共同開発した「Y7」を発表することができ、大変嬉しく思っています。
すべてのヤマハのミキサーは「ステージで鳴っている音をありのままに取り込み、そこからさまざまな色付けを行う」という哲学に基づいて開発しています。そして取り込まれた無色透明なサウンドに対して、エンジニアが自分の創造性をフルに活かして音作りをしていくために、RIVAGE PMシリーズには豊富なプラグインエフェクトを搭載しています。その中でもリバーブは特に重要な要素であるため、「Y7」が多くのエンジニアの創造的な表現の鍵を握る存在になると確信しています。
ヤマハでは、今後もお客様の声に耳を傾け、最もフレキシブルなシステムと快適なミキシング環境を提供できるよう努めてまいります。