【導入事例】NECネッツエスアイ株式会社 日本橋イノベーションベース / 東京

Japan/Tokyo Aug.2021

ネットワークをコアとするICTシステムの企画・コンサルティング、設計・構築、保守・運用、そして監視サービスやアウトソーシングサービスの提供を行うNECネッツエスアイ株式会社。このたびNECネッツエスアイ株式会社の日本橋イノベーションベースにおいて、ヤマハの遠隔会議用ワンストップサウンドソリューション「ADECIA」が導入されました。

導入の理由や使い勝手などについて、NECネッツエスアイ株式会社 ビジネスデザイン統括本部 エンパワードビジネス推進本部 本部長代理 鷲山 光洋 氏、DXビジネス推進本部 サービスオペレーショングループ&サポートグループ マネージャー 常深 安朗 氏にお話をうかがいました。

※「ADECIA(アデシア)」とは、遠隔会議に必要な機器をすべて揃えた音響システムとして、シーリングアレイマイクロフォン「RM-CG」、遠隔会議用プロセッサー「RM-CR」を中心に、PoE対応L2スイッチ「SWR2311P-10G」、シーリングスピーカー「VXC4W」で構成されたソリューションです。


2007年から働き方改革に注力し『分散型ワーク』を実践

NECネッツエスアイ株式会社は早くから分散型ワーク、リモートワークに取り組んでいらっしゃいます。取り組みについて教えてください。

鷲山氏:
現在、コロナ禍で分散型ワークやハイブリッドワークが注目されていますが、弊社は2007年から働き方改革に取り組んできました。2015年からはテレワーク制度を導入し、時間や場所に縛られない働き方を全社に展開。そして2019年10月から目的別に機能分散した飯田橋本社、新川崎テクニカルベース、そして日本橋イノベーションベースの3拠点へ分散、首都圏7カ所にはアクティビティベースを設置し、働き易い職住近接な環境でワークライフバランスと事業継続性を両立した働き方を実践しています。

NECネッツエスアイ株式会社 ビジネスデザイン統括本部 エンパワードビジネス推進本部 本部長代理 鷲山 光洋 氏

本社を3分割し、さらに7つのアクティビティベースを作って社員を分散しているのですか。

鷲山氏:
社員が自律性を持ち目的に応じて最適な場所を選択して働いていますが、その際のコミュニケーションやマネジメントについては、弊社が日本初のリセラーであるZoomやSlack/Wrikeなどマルチクラウドツールを連携し、分散型ワークを円滑に進められるようになっています。

働き方改革に向けたNECネッツエスアイ株式会社の取り組み
https://www.nesic.co.jp/solution/eo/hatarakikata.html

「日本橋イノベーションベース」はパートナーとの共創を深める場

遠隔会議システム「ADECIA」を導入いただいた日本橋イノベーションベースはどんな場所ですか。

鷲山氏:
日本橋イノベーションベースは、全社横断のタスクフォースメンバーによる新ビジネス創出や、国内外のお客様・パートナーと共創を深めるための場です。執務スペースに加えて、デジタル型の会議室、日本でいち早く設けられたZoomのショーケース、そして今回「ADECIA」を導入したオープンイノベーションスペースなどがあります。

日本橋室町三井タワーの21~22階に位置する日本橋イノベーションベース
日本橋イノベーションベース 執務エリア
Zoomでのオンラインミーティングが行えるワークスペース
オープンイノベーションスペース

「ADECIA」の話者自動追尾(マルチビームトラッキング)機能を評価

オープンイノベーションスペースで「ADECIA」を導入した理由を教えてください。

常深氏:
オープンイノベーションスペースはリアルとオンラインとの両方から多くの人が参加する共創の場です。「ADECIA」導入以前は会議やワークショップの時は、ワイヤレスマイクスピーカーを話者にいちいち手渡していましたが、ただそれだとどうしても論議がぶつ切れになってしまいます。また、マイクを受け渡しているうちに次の話題が始まることもあります。「ADECIA」なら、天井のマイクが話者を自動的に探知して発言を拾ってくれますから、話したい時に自由に発言できます。第一にそこを評価して導入しました。

NECネッツエスアイ株式会社 ビジネスデザイン統括本部 サービスオペレーショングループ&サポートグループ マネージャー 常深 安朗 氏

鷲山氏:
ワイヤレスマイクスピーカーの手渡し運用では特定の人だけがしゃべる限定された報告の場になりがちでした。イノベーションを生み出す共創の場であるためには双方向のインタラクティブで自由闊達な会話を誘発する必要があり、「ADECIA」の導入を決めました。

シーリングアレイマイクロフォン「RM-CG」
遠隔会議用プロセッサー「RM-CR」(上段)と
PoE対応L2スイッチ「SWR2311P-10G」(中段)
オープンイノベーションスペース。「ADECIA」のスピーカーとマイクが天井に設置されている。

鷲山氏:
これからのハイブリットな働き型では、リアルで参加する人も遠隔から参加する人も対等なコミュニケーション環境であるべきと考えており、そのために会議室には手書きホワイトボードを画面共有できる環境や、カメラも話者に自動的にフォーカスする仕組みを実装しています。そしてマイクも話者にフォーカスさせたいと考えた時、マルチビームトラッキング機能で自動的に話者を捉えてくれる「ADECIA」はまさにこの用途を実現する最適なソリューションであると思いました。

スピーカーについておうかがいします。今回シーリングスピーカー「VXC4W」を採用されたのはなぜですか。

常深氏:
オープンイノベーションスペースはフロアにほとんど壁がない広いスペースなので、音が拡散しすぎないようにゾーニングしたいと思っていました。それで天井設置型のスピーカーとし、必要なエリアに必要な音量が得られるように配置しています。

シーリングスピーカー「VXC4W」

「ADECIA」はレイアウト変更をしても設定の変更が不要

実際に「ADECIA」を導入して気づいた点はありますか。

常深氏:
オープンイノベーションスペースでは会議やセミナーなどのシーンに応じて椅子の位置を変えたりレイアウトを変えることがありますが、それによって集音の設定を変更する必要がなく自由度が高いです。再調整を行う手間が掛からない事もシステム管理側としては重要な要素です。

鷲山氏:
ワイヤレスマイクスピーカーで運用していた時に比べると、広範囲に音を拾い使いやすいと感じました。それと我々はこういった遠隔会議システムをお客様にご提案するインテグレーターの立場で言うと、国内製品の「ADECIA」はヤマハ製という安心感もあります。海外製品では技術面での英語での問い合わせや回答レスポンスにも不安がありますが、ヤマハ製なら技術者の顔が見えるので安心できます。

NECネッツエスアイ株式会社ではコロナ禍以前から他に先駆けて分散型ワークを実践してこられたわけですが、こうしたワークスタイルは今後ますます増えていくのでしょうか。

鷲山氏:
リアル&リモートの働き方はますますグローバルを含め浸透してくると思います。そしてリアルで働いている人とリモートで働いている人を快適な環境でつなぐ事が、今後の課題だと思っています。そこを支えるのが様々なデジタル技術であり、集音に関して「ADECIA」は素晴らしいツールだと考えています。

本日はご多忙の中、ありがとうございました。

NECネッツエスアイ株式会社
https://www.nesic.co.jp

製品情報

遠隔会議用ワンストップサウンドソリューション ADECIA

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