【導入事例】「トランスレーションズ展 −『わかりあえなさ』をわかりあおう」/ ミュージアム / 東京

Japan/Tokyo Feb.2021

21_21 DESIGN SIGHTで、2020年10月16日より企画展「トランスレーションズ展 −『わかりあえなさ』をわかりあおう」が開催されています。展覧会ディレクターは、国籍を超えてさまざまな表現媒体に携わる情報学研究者のドミニク・チェン氏。「翻訳」というコミュニケーションを通して、他者の思いや異文化の魅力に気づき、その先にひろがる新しい世界を発見する展示内容になっています。

暗闇の中で一段と目を引く、Google Creative Lab+Studio TheGreenEyl+ドミニク・チェンによる、「ファウンド・イン・トランスレーション」 は、来場者に問いを投げかけ、その回答を24言語に翻訳するというGoogle翻訳の技術を利用したインタラクティブな作品です。24言語の文字情報はそれぞれのスクリーンに投影され、音声もスクリーン下に設置されたスピーカーから再生されるため、上下左右様々な方向から「ことば」が降り注ぎます。
本作品では、非常に小型なサーフェスマウントスピーカー「VXS1MLB」が24台、低音を増幅するサブウーファー「VXS10S」が1台使用されています。25台のスピーカーのパワーアンプには、「XMVシリーズ」を、信号処理にはシグナルプロセッサー「MRX7-D」が採用されました。
また、他2作品「トランスポート」、「Human×Shark」 長谷川愛 でも、スタジオモニタースピーカー「MSP5 STUDIO」が拡声用に使用されています。

作品「ファウンド・イン・トランスレーション」 Google Creative Lab+Studio TheGreenEyl+ドミニク・チェン

Movie

各言語の音声を再生する小型のサーフェスマウントスピーカー「VXS1MLB」
低音を増幅するサブウーファー「VXS10S」
作品「トランスポート」
拡声に使用されているスタジオモニタースピーカー「MSP5 STUDIO」
作品 「Human×Shark」 長谷川愛
拡声に使用されているスタジオモニタースピーカー「MSP5 STUDIO」

開催概要

名 称 企画展「トランスレーションズ展 −『わかりあえなさ』をわかりあおう」
会 期 2020年10月16日(金)~ 2021年6月13日(日)
会 場 21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
休館日 火曜日(2月23日、5月4日は開館)
入館料 一般1,200円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料

http://www.2121designsight.jp/program/translations/

製品情報

スピーカーシステム VXS1ML
サブウーファー VXS10S
パワーアンプリファイアー XMVシリーズ
シグナルプロセッサー MRX7-D
スタジオモニタースピーカー MSP5 STUDIO