【導入事例】株式会社アクティオ 様 / 東京
Japan/Tokyo Jun.2022
株式会社アクティオは、建設機械のレンタル事業を核として幅広い事業を展開する、建機レンタル業界のリーディングカンパニーです。このたび、同社最新のショールーム「レンサルティングスタジオ」に遠隔会議用ワンストップサウンドソリューション『ADECIA』が導入されました。
ご導入の経緯やその魅力、メリットなどについて上席執行役員・広報部長の進 浩 氏と、広報課長・デジタル情報課専任課長の成澤 幸子 氏にお話をうかがいました。
多人数でのハイブリッド会議が増える中、
会議の相手により明瞭な音声を届ける必要性が増してきた
はじめに、「レンサルティングスタジオ」について、ご紹介をお願いします。
進氏:
この「レンサルティングスタジオ」は、弊社が事業のコンセプトとして掲げるユーザーへの提案型の営業“レンサルティング“(コンサルティングを含むレンタルという意味の造語)を、実際にお客様が見て・触れて体験できることをコンセプトにしたビジネス向けのショールームです。
成澤氏:
「レンサルティングスタジオ」には複数のフロアがあり、それぞれのフロアで、お客様とともに様々な分野の課題解決に挑戦し続けるアクティオの姿を感じていただけます。プレゼンテーションゾーン、シアターゾーン、体験ゾーン、レクチャールームといった、多彩なエリアをご用意しています。
ショールーム内の1室であるレクチャールームに『ADECIA』とそのマイクロフォン『RM-CG』をご導入いただきました。その経緯について教えてください。
進氏:
レクチャールームは、ワークショップやセミナーを行うだけでなく、学びと情報を発信するスペースとしても活用しており、オンライン配信システムや遠隔会議システムの機能も備えています。レクチャールームを使用して全国支社との遠隔会議やお客様とのオンライン商談、各種メーカーとのオンラインミーティングなどを行う機会も増えており、その際に会議中の音声をより明瞭に届ける必要性を感じたのが、『ADECIA』の導入を検討したきっかけです。
『ADEICA』を実際にご使用になって感じられた魅力やメリットについてお聞かせください。
進氏:
従来は、机の上に設置するマイクを使用していたのですが、室内に多人数が参加するハイブリッド会議では、話者ごとの音量バランス調整が難しかったり、話者の位置によって収音が明瞭でなくなったりして聞きづらいという問題がありました。しかし、シーリングアレイマイクロフォン『RM-CG』を導入してからは、それらのストレス要因をまったく意識せず通常の会議のように発言するだけで良くなったのが、一番のメリットですね。操作的にも、パソコンの遠隔会議アプリケーション上で、マイクとして『ADECIA』を選ぶだけですから、非常にシンプルで使いやすい!
成澤氏:
これまで、規模の大きな遠隔会議を実施する際には、その前日からマイクの配置やセッティングなどの準備を行う必要がありました。マイクの位置決めや機材のセッティングといった面倒かつ煩わしい作業から開放され、スタッフも本来の業務に集中できるといったことも固定設備の『ADECIA』ならではの大きな魅力だと思います。導入後に会議のお相手からも音声について好評をいただいております。
レクチャールームの外観を損ねることなく
美しい内装の遠隔会議システムを構築できる
「レンサルティングスタジオ」ではショールームライティングだけでなく、機材の設置施工や配線にもこだわりが感じられますね。
進氏:
建設機械に関わる弊社のポリシーとも言えるでしょうか。現場を美しく整理整頓することは、スムーズな工事の進行や安全に大きく寄与するので、弊社社員に自然と身についた習慣になっています。レクチャールームでもその意識は同様で、マイクや機材の配線が這い回っているような状況はできる限り避けたかったのです。その点でも、天井に施工するシーリングアレイマイクロフォン『RM-CG』は、我々のニーズを完璧に満たしてくれていますね。また、周辺機器についても、十分に放熱対策を検討した上で、家具調の収納棚にすべて収められており、ご来場のお客様や会議相手に機材の存在を意識させることがないよう配慮しています。
本ショールームは、コロナ禍でのオープンとなったわけですが、現在までの稼働状況や、今後の展望などについてお知らせください。
成澤氏:
「レンサルティングスタジオ」は、2022年の初頭にオープンとなりましたが、当初やはりコロナ禍ではオンラインをメインとした稼働を余儀なくされておりました。しかし、状況が落ち着きを取り戻しつつある昨今では、お客様にスタジオへ足を運んでいただく機会も着実に増加しており、皆様に“レンサルティング”をリアルに体験をしていただける機会がこれからさらに増えていくことに期待しています。
進氏:
レクチャールームでは、『ADECIA』に外部ハンドマイクも接続して使用できるようになっていますので、配信と場内拡声といったハイブリッドに行うプレゼンテーションのようなシーンにも簡単に対応が可能です。皆様へのリアルな“レンサルティング”体験のご提供はもちろん、今後も「レンサルティングスタジオ」でのハイブリッドな展示会、商談会、セミナーなど、オンライン併用での催しもさらに積極的に進めて参ります。