【STAGEPAS 1K アンバサダー事例】紙芝居師 イシヤマ 氏 / 大分県杵築市

Japan/Oita Feb.2020

持ち運びも設置もラク。屋外でも十分使える音量なので、これ1つでどこでも紙芝居ができます。

大分県の北東部に位置する杵築市は「九州の小京都」とも呼ばれる江戸時代の風情が残る城下町。全国で初めて「きものが似合う歴史的町並み」に認定された街でもあります。きつき城下町の観光名所の1つである「酢屋の坂」のすぐ横の坂下公園では、毎月第3土曜日に「きつき城下町マルシェ」が開催されます。

このイベントで人気の出し物の1つがイシヤマさんの「紙芝居」。その紙芝居で「STAGEPAS 1K」が活躍していると聞き、さっそく取材にうかがいました。


九州の小京都、きつき城下町が賑わうイベント『マルシェ』で紙芝居!

最初に「きつき城下町マルシェ」についてご紹介ください。

イシヤマ氏:
「きつき城下町マルシェ」は、地元の商店主が街を盛り上げるイベントを継続的にやりたい、ということで行政とは関係なしに、住民が独自にはじめたイベントです。物販がメインのマルシェですが、ものを売っているだけでは賑わいに欠けるので、ステージもやりますし、その合間に紙芝居もやっています。

酢屋の坂下公園で開催されているきつき城下町マルシェ

住民の方が中心なのでしょうか。

イシヤマ氏:
基本的には地元の方に度々来ていただきたいと思っています。そのために子供向けのお店もありますし、紙芝居もやっています。加えて観光イベントがあったときには団体旅行客の方々にも立ち寄っていただいています。できるだけのんびりとした時間を過ごしていただけるイベントを目指しています。

イシヤマさんはなぜここで紙芝居をされているのでしょうか。

イシヤマ氏:
私は紙芝居が本職じゃなくて、このイベントの運営スタッフでPAを担当しているんです。でもスタッフが少ないので、私がマイクを持ってMCもやるようになって、ステージでライブをやっていない時の賑やかしに、じゃぁ、お子さんのために紙芝居もやるよって。それではじめました。

とは言っても紙芝居は急にはできないですよね。

イシヤマ氏:
子供の読み聞かせの延長ですね。もともと僕は子供の読み聞かせもしていて、読み聞かせに関してはNHKのアナウンサーさんに教えを乞いに行ったこともあり、とりあえず人様にご提供しても許されるだろうということで、紙芝居をやっています。

紙芝居はお子さんに喜ばれますか。

イシヤマ氏:
はい。結構お子さんが、足を止めて見てくれますし、たまにやっていない時に「紙芝居ないの?」って言われたりします。近くに地元のデパートがあるんですけど、最近はその催事に呼んでいただいて紙芝居をやるようにもなって、色々動き回っています。昨今、街頭紙芝居師は、もうほとんどいないので重宝していただいています。

紙芝居熱演中のイシヤマ氏

「STAGEPAS 1K」は屋外イベントでも十分の音量。
Bluetooth対応も、iPadでコントロールできる点も便利です。

「STAGEPAS 1K」は使ってみていかがでしょうか。

イシヤマ氏:
最初、3年前に「きつき城下町マルシェ」を始めるとき、みんなでお金を出し合ってヤマハの「STAGEPAS 400i」を買って使っていました。それでも不足はなかったんですが、せっかくなら「STAGEPAS 1K」にしてみたいと思い、今回『STAGEPAS 1Kアンバサダー』に応募しました。
で、最初につないでみて、このサイズでこの音量が出ることにビックリしましたね。「きつき城下町マルシェ」はごらんのように公園での屋外イベントですが、音量としては十分です。特に声、ボーカル類がよく遠くまで飛びますね。声が遠くまでよく届くので、ここでイベントをやっていることが伝わっていいと思います。今回もステージの後方のセンターバックに「STAGEPAS 1K」を置いて使っていますが、これ1台だけでライブも紙芝居もまったく問題ありませんし、音もとてもいいです。

「STAGEPAS 1K」に変えてみて便利になった点はありますか。

イシヤマ氏:
まず運搬ですね。付属のケースに「STAGEPAS 1K」が全部入って、さらにケーブルやヘッドセットも入れられます。それが今乗っている乗用車に載せられる大きさなので、このケース1つでどんな現場でも行けます。
そしてセッティングに関してもケーブルの接続が少ない分、今までより圧倒的に楽ですね。以前はセッティングするときは2つのスピーカーを出してスタンドに立ててケーブルをつないでという段取りでしたから。それに比べると楽でスピーディーです。それにお子さんがたくさん来るイベントだと、スタンドやケーブルに足を引っかける可能性もあるのでやっぱり気を使いますが、「STAGEPAS 1K」ならその心配はありません。

きつき城下町マルシェでの稲吉政幸氏、藤原浩司氏によるミニライブの様子。センターバックに「STAGEPAS 1K」が設置されている。右端でオペレートをしているのはイシヤマ氏

Bluetoothはいかがですか。

イシヤマ氏:
イベントなどで、とりあえずBGMの音を出してくださいって言われる時がありますが、Bluetoothだとすぐにつなげられて音が出せるのでとても便利ですね。今日もシンガーの方が出演されましたが、カラオケの音源はご本人がステージ上のスマホから無線で飛ばして操作されました。

シンガーのライブでは、カラオケをスマホからBluetoothで送信して再生。「STAGEPAS 1K」はBluetooth機能を搭載しておりシンガーがステージ上から無線で音源の再生操作が行える。

イシヤマさんがPAされている時、客席側に回ってiPadで操作されていましたが使っていたのは「STAGEPAS Editor」でしょうか。

イシヤマ氏:
そうです。iPadでお客さまの側からほとんどのことが遠隔操作できるのがとても便利です。今日も「STAGEPAS 1K」をセンターバックに設置し、あとは音量も音質もiPadで調整しています。

「STAGEPAS 1K」をBluetoothでリモートコントロールできる「STAGEPAS Editor」を使用し、客席側からiPadで音量調整を行うイシヤマさん

「STAGEPAS 1K」は、このようなイベントでもかなり、使えるという印象でしょうか。

イシヤマ氏:
はい。今までイベントをやってきて「本当にあったらいいな」と思える機能が全部揃っています。この「STAGEPAS 1K」を使いこなせれば、今やりたいなということはほぼほぼ全部できるかな、と思っています。しかも操作も簡単なので機械の操作が不慣れな方でも使えて、イベント系ではとても助かるのではないでしょうか。

今日はありがとうございました。これからも「きつき城下町マルシェ」頑張ってください。

朝井保博氏によるステージ
平井智之氏によるステージ
中村天磨氏らによるステージ
きつき城下町マルシェには毎月地元の方が多く集まる
きつき城下町マルシェでのMCもこなすイシヤマ氏
「きものが似合う歴史的町並み」に認定された杵築市
きつき城下町マルシェが行われている坂下公園の近隣の様子

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