【STAGEPAS 1K アンバサダー事例】よさこいクラブチーム とらっくよさこい(ちふれ)/ 高知

Japan/Kochi Jun.2022

2019年に開催された「第66回よさこい祭り」で最優秀の「よさこい大賞」を受賞した「よさこいクラブチーム とらっくよさこい(ちふれ)」。高知県内にとどまらず日本各地のイベントに招待され、一糸乱れぬよさこい鳴子踊りを披露して高い評価を得ています。現在は、2022年8月10日、11日に開催される「2022よさこい鳴子踊り特別演舞」へ向け、一段と練習に熱が入っているところ。

その練習でヤマハのポータブルPAシステム「STAGEPAS 1K」が大活躍していると聞き、とらっくよさこい(ちふれ)の練習の現場で代表の川村 浩平 氏と同 統括 亀谷 修一 氏に音の印象や使い勝手などについてお話をうかがいました。

よさこいクラブチーム とらっくよさこい(ちふれ) 代表 川村 浩平 氏(左)
同 統括 亀谷 修一 氏(右)

いい音で踊ると、いい踊りになるから、
もう「STAGEPAS 1K」以外の音では踊れません。

「とらっくよさこい(ちふれ)」について教えてください。

亀谷氏:
わたしたちは「踊る人も観る人も喜び楽しみ合えるチーム」をコンセプトとした、よさこいクラブチームです。総勢150人もの踊り子が「よいさ!ほいさ!」の掛け声にあわせたダイナミックな演舞と一糸乱れぬ壮観な隊列で、観衆のみなさまを盛り上げることをモットーにしています。

「STAGEPAS 1K」を使った練習風景
本番さながらに衣装を身にまとっての練習

とらっくよさこい(ちふれ)は遠征も多いそうですね。

川村氏:
北海道の「YOSAKOIソーラン祭り」、東京は原宿の「原宿表参道元氣祭スーパーよさこい2022」、さらに石川の能登とか大阪など、全国に行きます。そしてここ高知ではコロナ禍で2年お休みだった「2022よさこい鳴子踊り特別演舞」が8月に開催されますので、そちらの練習も始まっています。

よさこいクラブチーム とらっくよさこい(ちふれ) 代表 川村 浩平氏

練習の様子を拝見しましたが、まさに壮観でした。

亀谷氏:
よさこい鳴子踊りは全員の動きをピタッピタッと合わせなくてはなりません。私たちとらっくよさこい(ちふれ)の踊りは、一見簡単そうなんですよ。誰でもできそうだなって思えるくらい。でも実際はちょっとした手や足の使い方や微妙な角度まで合わせていて、そこがきれいに揃うまで何回も稽古します。ですから、簡単そうに見えてもかなり難しいです。

よさこいクラブチーム とらっくよさこい(ちふれ) 統括 亀谷 修一 氏

練習で「STAGEPAS 1K」を使っていただいていますが、いつ頃から使われていますか。

亀谷氏:
2020年の初めくらいからです。いつも私たちが音響でお世話になっているPA会社の「コーチドゥーク・オーディオ」さんから、「STAGEPAS 1K」アンバサダー・プログラムのお話を聞き応募しました。幸いアンバサダーに選ばれ、それ以来いつも練習で使っています。

とらっくよさこい(ちふれ)の練習に使用された「STAGEPAS 1K」

「STAGEPAS 1K」を使った感想を教えてください。

亀谷氏:
もう最高、アメイジング! 運搬や設置の手間が驚くほど短縮されました。それに何より音が素晴らしいです。

「STAGEPAS 1K」を入手するまではどうやって練習をしていたのですか。

亀谷氏:
練習のたびに、PA屋さんにスピーカー2本とミキサーを借り、クルマに積んで運んでいました。「STAGEPAS 1K」よりもはるかに大きくて重かったので、いつも運搬が大変でした。

川村氏:
「STAGEPAS 1K」のケースにキャスターが付いているのが運搬の時にとても便利だし、コンパクトで軽量なのでクルマにも一人で積み下ろしできます。

亀谷氏:
セッティングや撤収も以前は時間も手間もかかって大変だったんです。ところが「STAGEPAS 1K」を使い始めたらセッティングは5分とかからないし、撤収はもっと早いので本当に驚きました。今日は体育館を借りて練習しましたが、撤収に時間がかからないので、時間ギリギリまで練習できました。

付属の専用キャリングケースと別売の専用台車「DL-SP1K」へコンパクトに収納された「STAGEPAS 1K」

音質はどんな印象ですか。

亀谷氏:
音のクオリティは高いですね。クリアな音で、しかも遠くまで届きます。低音も結構出ますね。音に迫力があります。

音がいいことは踊りのクオリティにも影響するのですか。

亀谷氏:
音ってやっぱり踊りに影響するんですよ。音で踊り子の反応は明らかに変わります。だから練習のときからある程度、音は出すようにしているんです。音量だけでなく音のクオリティで踊りのクオリティも上がります。みんなすでにこの音のクオリティに慣れてしまったので、もう「STAGEPAS 1K」以外の音では踊れません(笑)。

今日はかなり広い体育館での練習ですが音量的にはいかがですか。

川村氏:
これだけの広さを使って練習していますが隅々までしっかり音が届いています。1台なのに凄いですよね。これでも「STAGEPAS 1K」のボリュームは40%ぐらいです。遠達性ももちろんですが、音に拡がりがあるのが、体育館全体を使う練習には便利です。

1台の「STAGEPAS 1K」で体育館全体をカバー

使い勝手や操作性についてはいかがですか。

亀谷氏:
操作もとても簡単で、音響の専門家がいるわけではないので、とても助かっています。今日はワイヤレスマイクと有線マイク2本をつなげています。音楽はタブレットで再生していますが、CDを使うときも端子があるので便利です。

今回の練習ではタブレット端末から音源を再生

最後に、とらっくよさこい(ちふれ)の今後の目標を教えてください。

亀谷氏:
2019年によさこい大賞をいただいた後にコロナ禍となり、そこからずっと「よさこい祭り」は開催されていません。今年開催の「2022よさこい鳴子踊り特別演舞」も団体賞の審査はありません。今後コンペティションが復活すれば連覇は当然目指すつもりです。

とはいえ、私たちとらっくよさこい(ちふれ)は、賞だけを目指すというチームではないんです。いつも心がけているのは、観に来ている人と踊る人との一体感。ただ「観てくれ!」じゃなくて、お客様と一緒になって同調する、一緒に乗せて一緒に盛り上がる。観る人も踊る人も楽しみあう、そんなチームをめざしています。

確かに厳しい練習の中でもみんな楽しそうでした。応援しています! 本日は練習の忙しい中取材にご協力いただき、ありがとうございました。

よさこいクラブチーム とらっくよさこい(ちふれ) 代表 川村 浩平 氏(左)
同 統括 亀谷 修一 氏(右)
株式会社コーチドゥーク・オーディオ 代表 弘田 超(ヒロタ コユル)氏(中央)

とらっくよさこい(ちふれ)
http://www.form.st/uraura

株式会社コーチドゥーク・オーディオ

製品情報

PAシステム STAGEPAS 1K