ヤマハデジタルミキシングシステム「RIVAGE PM5/3」、デジタルミキシングコンソール「CL/QLシリーズ」、「TFシリーズ」同梱品変更のご案内

デジタルミキシングシステム「RIVAGE PM5/3」デジタルミキシングコンソール「CL/QL/TFシリーズ」に同梱のSteinbergライブレコーディングソフトウェア「Nuendo Live 2」を「Nuendo Live 3」に変更します。*2023年9月発売予定の「DM7シリーズ」には、「Nuendo Live 3」を同梱

ライブレコーディングに特化した「Nuendo Live」は、「RIVAGE PM/DM7/CL/QLシリーズ」と緊密に連携し、各対応製品からチャンネル名、マーカー、トランスポート機能をリモートコントロールすることができます。「Nuendo Live」は、ライブPAのオペレーションに専念しながら、クオリティの高いレコーディングを行うことを可能にします。

「Nuendo Live 3」では、これまでのNuendo Liveシリーズの長所を継承しつつ、ライブレコーディングのプロセスをより速く、より柔軟に、より優れた音質で行うための新機能を追加しました。

ライブ環境では、ハードウェアドングルであるUSB eLicenserを紛失したり、破損したり、誤ってレコーディング用パソコンから取り外してしまったりといったトラブルが想定されます。「Nuendo Live 3」は、ハードウェアドングルを必要としないオンライン認証によるライセンス管理システムSteinberg Licensingに対応したため、このような問題を回避できます。

新たな機能「プロジェクトテンプレートアシスタント」は、従来の専用のテンプレートフォーマットだけでなく、任意の「Nuendo Live 3」プロジェクトからもテンプレートを作れるようになりました。例えばアーティストのツアーで最初の公演を録音した後、同じ設定を次の公演用のセットアップとして保存することで、効率化を図れます。

また、「Nuendo Live 3」は、AppleシリコンとARMプロセッサーにネイティブ対応しており、新しい世代のMacのパワーを最大限活用し、CPU負荷の少ないスムーズなセッションを実現します。

オーディオエンジンもCubaseやNuendoと同じ最新世代エンジンにアップデートされました。最新のプロセッサーに最適化され、HiDPIに対応した新しいユーザーインターフェースを持つ「Nuendo Live 3」は効率性とユーザビリティの新たなレベルに到達しています。

Nuendo Liveの魅力は、そのシンプルさです。信頼性とクオリティだけにフォーカスし、不必要な機能は搭載していません。「Nuendo Live 3」では最新のテクノロジーに対応することで、パフォーマンスとユーザビリティがさらに向上しました。

ヤマハ株式会社 音響事業本部プロフェッショナルソリューション事業部グローバルマーケティング&セールス部長 Thomas Hemeryのコメント:

「Steinbergの合理的で洗練されたライブ・レコーディングソリューションを、より機能を拡充してお届けできることを嬉しく思います。今後もヤマハとヤマハグループのSteinbergがより緊密に協力することで、ヤマハのミキシングコンソールとSteinbergのソフトウェアとの連携をより強固なものにしていきます。」

「Nuendo Live 3」の詳細と、対応するヤマハ製品をお持ちの方向けの旧バージョンからのアップデートは、以下をご覧ください。