【STAGEPAS 1K アンバサダー事例】シンガーソングライター 岩瀬 敬吾 氏 / 福島

Japan/Fukushima Apr.2023

岩瀬敬吾さんは1998年にフォークデュオ19(ジューク)でデビュー。2002年からはソロアーティストとして、またバンド「NORSU TRIO(ノロッストリオ)」などで活発にライブ活動を行い、近年はインターネットによる動画配信にも積極的に取り組んでいます。

そんな岩瀬さんはワンマンでのライブツアーにヤマハポータブルPAシステム「STAGEPAS 1K」を活用。その使い勝手や音の印象についての感想をうかがいました。

岩瀬 敬吾 氏(シンガーソングライター)

「STAGEPAS 1K」は音色が素直で、会場全体に音が広がる

「STAGEPAS 1K」アンバサダー募集のプログラムにご参加いただきありがとうございます。応募のきっかけをお聞かせください。

岩瀬氏:
「STAGEPAS 1K」のことは以前から知っていて、歌の弾き語りの時にちょうど良さそうだなと思っていました。自分はコロナ禍の前、年間200本近いライブを行っていて、いろんな場所にツアーしてきました。ライブの本数が多いのでヤマハさんにとってもいいデータが提供できると思い応募しました。

もともとスピーカーの後ろにミキサーが付いているタイプの「STAGEPAS」は多くのミュージシャンが使ってる実績もあるし、音も良いと評判です。ライブバーなどにもよくあるので僕も使い慣れてるし、僕の音楽性にフィットするという確信はありました。

「STAGEPAS 1K」を使うまではどんな機材でライブを行っていたのですか。

岩瀬氏:
音響機器がない場所ではアンプ、ミキサー、スピーカーを持ち込んでいました。その後、使い勝手を考えてマイクとギターが入力できるオールインワンのアンプに切り換えました。

「STAGEPAS 1K」をツアーで使ってみて、良かった点を教えてください。

岩瀬氏:
まず音質的にクセがなくてコントロールがしやすい点です。クセがないというと個性がないように聞こえるかもしれませんが、これはとても素晴らしいことで、常にフラットで一定のクオリティが保たれるので、自分の声のレンジに持っていきやすいです。僕も以前使っていましたが、余計な低音が膨む機材ってよくあって、フラットにするのにいつも苦労しました。「STAGEPAS 1K」はそういう機材とはレベルが違うと思います。

それと指向角が広いですね。指向性が強いと会場によっては反響音が偏って返ってしまい、いい音響状態にするのに苦労します。でも「STAGEPAS 1K」はたった1台で広いエリアがカバーでき、しかも遠くまできちんと音が届きます。パワーもかなりありますね。

「STAGEPAS 1K」は今までお使いの機材よりパワーがありますか。

岩瀬氏:
かなりありますね。先日、子供の小学校の体育館でお楽しみ会のために演奏したんです。小さな体育館でしたが「STAGEPAS 1K」1台で体育館全体にしっかり音が届きました。残響が多い場所でしたが、きちんと直接音が届いて使いやすかったです。

セットアップが楽なので、今後もツアーでどんどん持ち回る予定

ツアーが多い岩瀬さんにとって可搬性も重要だと思いますが「STAGEPAS 1K」はいかがですか。

岩瀬氏:
ケーブル類を含めての機材全体の重量としては、片手で持ち上げるには正直言ってぎりぎりですね。専用のキャスターは確かに便利ですが、実際はライブハウスに階段があったりするので持ち上げることもあります。サイズ自体はコンパクトでしかもケースひとつにまとまるので助かります。ライブ会場によっては「STAGEPAS 1K」を宅配で送ることもあるので、そんな時には特に便利です。

設営やセットアップについてはいかがでしょうか。

岩瀬氏:
セットアップは圧倒的に楽になりましたね! 以前使っていたオールインワンのアンプは置く場所で音が全く変わってしまうので、良いポジションを探すのにとても時間がかかりました。その点「STAGEPAS 1K」はどこにおいても大丈夫。常に安定していい音が出せます。しかもハウリングが起こりづらいから、置き場所を選びません。安心して大きな音が出せます。

ところで今までギターとマイクを入力している外部プリアンプからの出力をインプットする際、僕は「MIC」で使っていたんです。でも今日インタビューの前に「LINE」の方が歪まずに大きな音が出せると聞き、試してみたら驚きました。今までよりかなり余裕を持って大きな音が出せるようになったんです。

もし外部プリアンプの出力を「STAGEPAS 1K」に入れる人がいたらLINEにしたほうがいいです。外部ミキサーでレベルをいったん持ち上げて「STAGEPAS 1K」に入れるという手法でも、かなり音量が稼げるということなので、そちらも今後試してみたいと思います。

「STAGEPAS 1K」のMIC/LINE切り換えスイッチ
取材は福島市での2マンライブの会場「FAB2」で行われました。
共演のKEEWO氏も「STAGEPAS 1K」を使用。

今後もこの「STAGEPAS 1K」で、あちこちに行く可能性はありますか。

岩瀬氏:
もちろんです。めちゃくちゃ行きますよ。小学校の体育館でも大丈夫だったから、その規模に近いような、かなり広いところでも使えるんじゃないかな。知り合いの音楽好きなパン屋さんがお店の外のベランダをステージっぽく作っているんです。そういうちょっとした屋外でも依頼があれば「大丈夫。行けます!」という感じです。

今後の活躍を楽しみにしています。本日はお忙しい中、ありがとうございました。

岩瀬 敬吾 公式Webサイト
https://iwasekeigo-official.jimdo.com/

製品情報

PAシステム STAGEPAS 1K