【導入事例】田辺大蔵様（演歌歌手） / ディナーショー / 東京

Japan/Tokyo Dec.2022

世界遺産「熊野古道」などで知られる和歌山県田辺市出身の演歌歌手、田辺大蔵（たなべたいぞう）氏。2021年発売の「いにしえの人」はオリコンチャート初登場7位を記録するなど注目を集めています。

日頃からヤマハポータブルPAシステム「STAGEPAS 1K」を使用している田辺氏ですが2022年12月に開催された「田辺大蔵Birthday＆クリスマスLIVE」ではバージョンアップした「STAGEPAS 1K mkII」を使用。その使い勝手や進化したポイントなどについてお話をうかがいました。

「STAGEPAS 1K」はコンパクトで運搬しやすく、100名規模のイベントにも対応

本日は「田辺大蔵Birthday＆クリスマスLIVE」で「STAGEPAS 1K mkII」をご使用いいただきありがとうございました。田辺さんは前モデルの「STAGEPAS 1K」もお使いいただいていると聞いていますが、使い勝手はいかがでしょうか。

田辺氏：
愛用しています（笑）。もともと音響機器のない喫茶店などで、ライブを開催してほしいという需要がありまして、以前はPA代わりにキーボードアンプを使っていました。でも音はモコモコするし、スピーカーの近くは音がうるさくて、離れた位置では聞こえない、ということが起きるので使用を控えていました。そんなこともあって新しいコンパクトなPAシステムを探していたところ「STAGEPAS 1K」をご紹介いただき、使いはじめました。

「STAGEPAS 1K」はどんな点が良かったですか。

田辺氏：
まずシステム全体がコンパクトに収納できる点です。一人で運べてクルマにも載せやすいので運搬が大変楽になりました。またセットアップも簡単で10分程度で終わってしまいます。それと本体を組み立てるだけでシステムが完成して、ケーブルやスタンドを別に用意しなくてもいいのも助かります。

ディナーショー当日の「STAGEPAS 1K mkII」セットアップの様子。専用ケースから出して組み立て完了まで5分程度

「STAGEPAS 1K　mkII」の音の印象はいかがでしたか。

田辺氏：
コンパクトなのに、サイズからは考えられない音量で、しかも音質も本格的なPAシステムのようなクオリティなので驚きました。しかもかなり広い会場がカバーできます。リゾートホテルのロビーで行った100席ぐらいのライブでも使いましたが、1台で会場全体に音が届きました。

ディナーショーで客席を行き来してもハウリングしない

本日はニューモデルの「STAGEPAS 1K mkII」をお使いいただきましたが、どんな点に違いを感じましたか。

田辺氏：
もともと「STAGEPAS 1K」の時から音質には満足していましたが「STAGEPAS 1K mkII」では高域レンジがさらに広がったと感じました。しかも低域が足りない感じもなく、ちょうどいいバランスでサウンドがクリアになって、とてもいい音だと思います。

田辺さんの伸びのある声は後ろの方の席までクリアに届いていました。

田辺氏：
それは良かったです。「STAGEPAS 1K mkII」を使うのは初めてだったので、自分では後方席までどれくらい音が届いているか確認はできませんでしたが、客席全体に音がクリアに音が届いているという感覚はありました。クリアすぎて、ギターの弾き語りコーナーではちょっと怖いぐらいでした（笑）。

客席側で歌う場面がありましたが、全くハウリングする気配はありませんでしたね。

田辺氏：
「STAGEPAS 1K」の時からそうですが、ハウリングしたことがまったくありません。スピーカーのすぐ前を歌いながら通ってもハウリングを気にしなくていいのは助かります。それと好みはあると思うんですけれども、私の場合「STAGEPAS 1K mkII」を自分の後ろに置くことでモニターの役割も兼ねています。それによってモニター用のスピーカーやケーブルを用意しなくて済むのも良い点です。

タブレットを駆使したワンオペや生配信にも挑戦したい

本日のディナーショーではタブレットを駆使されていました。Bluetoothが使える点も便利ですか。

田辺氏：
Bluetooth機能があるので、タブレットをケーブルでつながなくても音源が飛ばせるのは、ありがたいところです。またリモコンケーブルなしですっきりとセッティングでき、自分の手もとでも操作できます。

iOS/Androidデバイスを使用してSTAGEPAS 1K mkIIのパラメータをリモートコントロールできる専用アプリケーション「STAGEPAS Controller」

今後「STAGEPAS 1K mkII」は、いい相棒として活躍しそうですね。

田辺氏：
密にならないロビーなどでのコンサートやライブの需要は、今後まだ少し続くと思いますが、「STAGEPAS 1K mkII」があれば自分で操作ができ、手軽にコンサートが行えます。今後活躍するシーンはますます増えるのではないでしょうか。

また、私はYouTubeでの配信もやっているのですが、ぜひハイブリッド形式のライブ配信に挑戦してみたいですね。ワンマンオペレーションでライブをやりながら同時に生配信することも「STAGEPAS 1K mkII」があれば可能だと思うんです。ついでにカメラのスイッチングまで自分でやってしまおうかと（笑）。さすがに歌いながらのスイッチングは難しいので、そこだけアシスタントさんに手伝ってもらおうかな。