【導入事例】株式会社TOSYS Microsoft Base Nagano 様 / 長野
Japan/Nagano Dec.2023
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長野県、新潟県、山梨県を中心に電気通信事業、モバイル、社会基盤関連事業そしてクラウドサービスまで、幅広いITサービスを手掛ける株式会社TOSYS。同社はマイクロソフト社のソリューションパートナー(モダンワーク分野)としてLivestyleのブランド名でクラウドサービスを販売しており、2022年5月には中御所ビル1階ショールームに「Microsoft Base Nagano」が開設されました。
このたびTOSYSショールームおよび会議室にヤマハの遠隔会議用ワンストップサウンドソリューション「ADECIA」が導入されました。その導入理由や使い勝手、そしてソリューションプロバイダーとしての立場から見た「ADECIA」の優位点などについてうかがいました。
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同 クラウドサービス部 モダンワークチーム 盛田 千紘 氏(写真左から2番目)
同 電設・ITビジネス事業部 システム部 担当課長代理 杉浦 秀紀 氏(写真右から2番目)
同 電設・ITビジネス事業部 システム部 担当課長代理 泉谷 敬 氏(写真右端)
情報通信サービスで甲信越ナンバーワンを目指す株式会社TOSYS
株式会社TOSYSについて教えてください。
盛田氏:
弊社は1960年に電話工事からスタートした会社で、現在はICTを活用したクラウドサービスまで幅広く展開しており、情報通信サービスにおいて甲信越ナンバーワンを目指しています。2022年からはMicrosoft Base Naganoも開設しました。
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Microsoft Base Naganoとはどういうものでしょうか。
盛田氏:
Microsoft Baseは地域のデジタルトランスフォーメーションを推進しMicrosoft製品とそれらに関する最新情報を提供する取り組みです。全国各地に拠点があり、Microsoft Azureやその他Microsoft製品を活用し、お客様のデジタル変革を支援します。その中の「Microsoft Base Nagano」は弊社が運営する、現時点において長野県で唯一のショールームです。
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このショールームに来ればMicrosoftの様々なサービスが体験できるのですね。
盛田氏:
その通りです。しかもここは誰でも無料で利用できるコワーキングスペースとしても機能しています。長野県内にはコワーキングスペースが数少なく、無料で利用できる場所となると特に少ないので、ぜひご活用いただきたいと思います。
Microsoft Base Naganoに「ADECIA」ワイヤレスソリューションを導入
「ADECIA」が導入されているMicrosoft Base Naganoの音響システムについて教えてください。
盛田氏:
現在Microsoft Base Naganoでは「ADECIA」のワイヤレスソリューションを導入しており、Microsoft Teams Roomsシステムの音声デバイスとして活用しています。具体的にはワイヤレスマイクであるテーブルトップマイクロフォン「RM-WOM」、グースネックマイクロフォン「RM-WGL」、そしてスピーカー「VXL1B-16P」などなどを設置して、リモート会議やオンラインを含めたハイブリッドセミナーなどで活用しています。
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ワイヤレス15cmグースネックマイクロフォン「RM-WGS」(中央)
ワイヤレス無指向性テーブルトップマイクロフォン「RM- WOM」(左端)
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遠隔会議用プロセッサー「RM-CR」(中央)
Microsoft Teams Rooms用のLenovo社PC(右端)
「ADECIA」ワイヤレスソリューションの使い勝手はいかがですか。
宮嶋氏:
非常に使いやすいです。マイクは充電台から取り出してすぐに複数人で使用できますし、ワイヤレスなので自由な座席で話せます。室内への拡声はハンドマイクで行っていますが、以前の音響システムでは、ハウリングや音の調整操作が難しい問題がありました。「ADECIA」はハンドマイクの音の調整も一切気にせずに安心して使えます。会議参加者に手間なくクリアな音を届けられるようになりました。
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泉谷氏:
Microsoft Base開設当初は、いわゆるスピーチ拡声用の音響システムしかありませんでした。遠隔会議でもそれらをPCに接続して使っていたので、音量の調整等には手間がかかっていました。
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杉浦氏:
使ってみて思ったのはノイズ抑制機能の優秀さでした。以前は部屋内の雑音が聞こえるとよく相手に言われましたが、今は言われたことがありません。
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ここには「ADECIA」のワイヤレスマイクが複数種類導入されていますが、使い分けはどうしていますか。
宮嶋氏:
グースネックマイクロフォンは一人の発言をとても明瞭に拾えるので個別に配置して使っています。無指向性のテーブルトップマイクロフォンは複数人で机を囲んで座ったときに使います。いろんなところに座る人がいる使い方をする場所なので、マイクもシチュエーションに応じ使い分けています。
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ショールームでお客様に「ADECIA」をデモした際の反応はいかがですか。
盛田氏:
事前にカタログやWebを見て来られるお客様が多いのですが、「ADECIA」のマイクの実物を見ると想像よりもコンパクトなことに驚かれます。「VXL1B-16P」も一見スピーカーとは思えないほどスリムなので、こんなにしっかりした音が出るのかとビックリされますね。やはり実機を見ることで操作感や音の良さを実感していただけています。
会議室に導入された「ADECIA」シーリングソリューション
「ADECIA」シーリングソリューションの導入理由を教えてください。
盛田氏:
4階の会議室は社外のお客様との打ち合わせ、そして現在弊社は在宅勤務が多いこともあり、社内オンライン会議で使ったりと、非常に使用頻度の高い会議室です。元々会議システムとしてMicrosoft Teams Rooms を導入しており、部屋のマイクとスピーカーはテーブルに置くスピーカーフォンタイプを使用していたのですが、会議室の壁面がホワイトボードになっているせいなのか、音の反射が強くてなかなか合うスピーカーフォンが見つかりませんでした。それでヤマハさんにご相談し、天井設置型マイクロフォン「RM-CG」を使ったADECIAの音声システムを導入しました。
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「ADECIA」のシーリングマイクでオンライン会議の質は向上したのでしょうか。
盛田氏:
とてもよくなったと思います! マイクからの距離を気にせずにどこに座っていても発言がクリアに伝わるようになりました。
宮嶋氏:
以前は相手が聞こえづらいと思って、どうしても卓上のマイクに向かって話してしまい、視線がモニター画面やWebカメラのある正面とずれてしまっていました。今は正面を見ながら自然に話せるので、臨場感があるミーティングが行えます。
泉谷氏:
話者の追尾機能で、会議室のどこに座ってもまるでマイクが目の前にあるかのように声が明瞭に伝わります。これは実際使ってみてスゴいと思いました。「RM-CG」の大きなメリットだと思います。
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多彩なモデルから規模や用途にあわせて最適なソリューションが提案できる「ADECIA」
ソリューションプロバイダーとして「ADECIA」のメリットはどこにありますか。
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盛田氏:
「ADECIA」のメリットは性能の高さももちろんですが、マイクやスピーカーが用途に応じた多彩なモデルのラインナップがあり、お客様のニーズに応じてきめ細やかな提案ができる点です。特に大規模な会議室に向けた提案では、「ADECIA」のような柔軟なシステムが他には少ないと思います。もちろん施工やその分の予算は必要にはなりますが、ハイブリッド会議室を新設、あるいはオンライン対応に改装する際はお勧めの選択肢です。
Microsoft Teams Roomsとその認証済み製品の「ADECIA」との連携はどうですか
宮嶋氏:
非常にスムーズです。Microsoft Teamsと一般の音響機器では手間がかかるケースも多いですが、「ADECIA」であればTeams Roomsシステムの電源を入れるだけで完璧に動作します。このあたりの操作感の良さは、ぜひ実際に体験していただきたいと思います。
体験会はどんな頻度で開催されるのですか。
宮嶋氏:
現地会場では毎週火曜日、オンラインをご希望の場合は毎週木曜日に定期開催しています。
その他、お客様の要望に応じて、機器の紹介と体験会を開催しています。
(Teams Rooms体験会: https://www.live-style.jp/teams-rooms-hands-on/)
盛田氏:
弊社ではコワーキングスペースも提供しておりますので、お気軽に来社いただき、体験会などにもご参加いただければと思います。
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本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。
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株式会社TOSYS
http://www.tosys.co.jp
1Fショールーム
ADECIAワイヤレスソリューション
4F会議室
ADECIAシーリングソリューション
シーリングアレイマイクロフォン | RM-CGW |
遠隔会議用プロセッサー | RM-CR |
L2スイッチ | SWR2311P-10G |
パワーアンプリファイアー | MA2030a |
スピーカーシステム | VXL1W-8 |