【MUSIC PAL】音楽教育推進協議会 令和7年度・前期「音楽科特別講座」東京会場のご案内
紫陽花の花が美しさを増しております。皆様におかれましてはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。日頃より音楽教育推進協議会の活動に対しまして、ご理解・ご協力をいただき、誠にありがとうございます。
本会では、音楽教育の今日的課題をテーマに、年2回の特別講座を開催しております。今年度も全国でご活躍の講師の先生方から直接学ぶことの出来る講座を計画いたしました。各講師の先生方の持ち味を生かし『明日からの実践に使える』内容を準備しております。また全体講座では、前教科調査官の臼井 学先生から、今学校現場で必要な情報の発信をお願いしております。ご多用の折とは存じますが、ぜひご参加くださいますよう、お願い申し上げます。
なお、昨年度から、よりスムーズな情報発信と申し込みが出来ますように、ホームページを立ち上げております。昨年度の特別講座の様子も掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
講座・セミナーについて
| 期日 | 令和7年8月20日(水) |
|---|---|
| 会場 | 荒川区立汐入小学校(東京都荒川区南千住8丁目2-3) |
| 受付期間 | 令和7年7月12日(土)~令和7年7月28日(月)※各講座定員になり次第受付締切 |
| 講師 |
|
| 資料代 | 5,000円(受講費含む) |
| 定員 | 385名 |
| 主催 | 音楽教育推進協議会(おんすいきょう) |
| 後援 | (申請中)各都県教育委員会・各市区教育委員会・各都県及び各市音楽教育研究団体 |
| 協賛 | 株式会社ヤマハミュージックジャパン |
| お問い合わせ | 音楽教育推進協議会のホームページ 内よりお問い合わせください |
日程
令和7年8月20日(水)
| 9:20~10:00 | 受 付 |
|---|---|
| 10:00~11:40 | 選択講座①~⑧ 午前の部 |
| 11:40~12:40 | 昼食 |
| 12:40~14:20 | 選択講座①~⑧ 午後の部 |
| 14:20~14:35 | 移動 |
| 14:35~15:20 | 全体講座 Ⅰ |
| 15:20〜16:50 | 全体講座 Ⅱ |
持ち物
学校での開催のため、上履き・靴入れ袋を必ずご持参ください。
内容
【選択講座(ワークショップ)】※講座内容・定員は午前・午後共通
| 講座 | 講座名 | 講師 | 内容 | 定員 |
| ① | 【わたしの授業】 リズムアンサンブル(音楽づくり) ~常時活動から本活動へ~ |
筑波大学附属小学校 教諭 筑波大学 非常勤講師 平野 次郎 |
今回はリズムでの音楽づくりの活動を取り上げます。本活動に至るまでの常時活動や、子どもが音楽をつくり上げるときに感じる困り感などを踏まえながらご紹介します。 【持ち物】小物の打楽器1つ(カスタネット、タンバリン、鈴、トライアングル、クラベス、ウッドブロック、マラカスなどの中から1つ)があれば持参。小学校学習指導要領(平成29年告示)解説音楽編(PDF可) |
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| ② | 子どもの表現を引き出す指揮の工夫 ~楽曲のアナリーゼを軸に~ |
日本指揮者協会 幹事 日本吹奏楽指導者協会会員 田久保 裕一 |
音楽会シーズンに向けて、新曲や歌い継がれている合唱曲を題材に、アナリーゼを軸に指揮のポイントをわかりやすく解説。実習を通して楽しく学んでいきます。 【題材曲(予定)】※楽譜は講座別資料として配布します 「君の空見上げて」里乃塚玲央 作詞、佐井孝彰 作曲 「きっと明日は晴れる」松長誠 作詞・作曲 「空をつないで」星梨津子 作詞、三宅悠太 作曲 |
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| ③ | 心豊かな子どもを育てる 歌唱授業の取組 |
作曲家、合唱指導者、合唱指揮者 国立音楽大学・附属中学校/高等学校 講師 山崎 朋子 |
日々の授業の中で、豊かな音楽性と知識をもって子どもたちと音を通して学ぶことが音楽の授業において何より大切であると考えます。それに相応しいテキスト、楽曲、先生方や子どもたちが理解しやすいアナリーゼも一緒に学んでいきましょう。 | 100 |
| ④ | 箏の魅力発見! 〜基本奏法から音楽づくりまで〜 |
洗足学園音楽大学 客員教授 現代邦楽コース統括、筝曲家 吉原 佐知子 |
箏は好きな音階に調弦でき、音楽づくりに最適な楽器の一つです。講座では基本奏法から音楽づくりまでを行います。箏の音色を楽しみながら箏の可能性を実感していただきたいと思います。 【持ち物】あれば箏爪(生田流でも山田流でもかまいません) |
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| ⑤ | 【わたしの授業】 題材での学びを生かした授業づくり |
桐蔭学園小学校音楽科 主幹教諭 玉川大学 非常勤講師 2024年 國學院大學 兼任講師 岩井 智宏 |
最近の授業づくりとして重要視されている系統性。それに伴い題材構成が大切だと分かっていながら、つい本時単位の授業になってしまう。そういった難しさをワークを通して先生方と考えていけたらと思います。 | 45 |
| ⑥ | 【わたしの授業】 教材づくりのノウハウ |
所沢市立中央小学校 教諭 作曲家 松長 誠 |
教材は、子どもの実態に応じて調整が必要です。自作の合唱教材・器楽教材から音楽室の環境をつくる教材まで、楽しみながら学びを深められる教材の作成・活用について考えます。 【持ち物】ソプラノリコーダー、モンキータンバリン |
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| ⑦ | 鑑賞はクラスの誰もがよくわかる発問づくりから 〜教科書教材を使って模擬授業形式で〜 |
音楽の授業をつくる会 代表 粟飯原 喜男 |
鑑賞は知覚から感受へのプロセスづくりが大切です。とりわけ知覚の段階では誰もが分かる発問がキーポイントになります。その実際例を模擬授業形式で楽しく進めていきます。 | 35 |
| ⑧ | 好奇心をのばす導入期からの指導のコツ ~鍵盤ハーモニカとリコーダーを通して~ |
音楽教育推進協議会 講師 吉森 祐也 |
「もっと吹きたい!」と鍵盤ハーモニカやリコーダーに意欲的に取り組むための指導法や環境づくりを学びます。デジタル音楽教材やアンサンブルも楽しみましょう。 【持ち物】ソプラノリコーダー、(任意でアルトリコーダー) ※講座で使用する鍵盤ハーモニカはお貸出しいたします |
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※各講座、筆記用具をご持参ください
全体講座
| 講座 | 講座名 | 講師 | 内容 |
| Ⅰ | 今 求められている音楽科の授業 | 安曇野市立豊科南中学校 校長 (前 文部科学省 初等中等教育局 教育課程課 教科調査官) 臼井 学 |
学習指導要領の趣旨を踏まえた授業を行うためのポイントを、「個別最適な学び」「思考・判断のよりどころとなる主な音楽を形づくっている要素」を基に再整理します。 |
| Ⅱ | ぼくの声、きみの声、ぼくたちの声 | 作曲家・合唱指揮者 富澤 裕 |
一人一人が生まれながらに自分の声を持っています。個別最適化や自己肯定感が求められる今日、合唱で声を合わせることと、どう両立させたらよいのか探ってみます。 【題材曲】「まるい地球をひとまわり」(同声二部)ミマス 作詞・作曲、富澤裕 編曲「地球の詩」(混声二部~四部)三浦真理 作詞・作曲 |
お申し込みについて
受付期間
令和7年7月12日(土)~令和7年7月28日(月)
※各講座定員になり次第受付締切
参加お申し込み手順
・受講にあたり午前と午後の選択講座(ワークショップ)のお申し込みをお願いします。
・全体講座は受講者全員が対象のため、お申し込みは不要です。
- [Step1] WEBお申し込みのみとなります。
・下の「音楽教育推進協議会 公式ホームページへ」よりお申し込みください。 - [Step2] 「音楽科特別講座事業」をクリック「東京会場」をお選びください。
- [Step3] 画面の指示に従いお申込みをお願いいたします。
- [Step4] 8月中旬頃に受講案内などを登録メールアドレスへお知らせします。
下記Webサイトよりお申し込みください。
留意事項
- (1)決済方法は「クレジットカード決済」「銀行ネット決済(要 銀行アプリ)」「あと払いペイディ(銀行振込、コンビニ対応)」となります。
- (2)決済後のキャンセルにつきましては、いかなる場合にも返金は致しかねます(後日、資料をお送りいたします)。
- (3)マスク着用につきましては、個人の判断にお任せいたします。
- (4)会場校へのお問い合わせは、ご遠慮ください。
会場案内
会場名:荒川区立汐入小学校
住 所:東京都荒川区南千住8丁目2-3
★アクセス
「南千住駅」東口より徒歩10分
- JR常磐線「南千住」駅改札出て左へ
- 東京メトロ日比谷線「南千住」駅北口改札を出て右へ
- つくばエクスプレス「南千住」駅改札を出て右へ