【導入事例】三浦工業株式会社 様 / 会議室 / 愛媛

Japan/Ehime Dec. 2025

「熱・水・環境の分野で環境に優しい社会、きれいで快適な生活の創造に貢献します」を企業理念に掲げる三浦工業株式会社。国内トップシェアを誇る産業用ボイラをはじめ、水処理機器、食品機器、メディカル機器、舶用機器、環境計量証明業など、幅広い分野で事業を展開しています。

このたび愛媛県にある松山本社に、ヤマハの遠隔会議システム「ADECIA」が導入されました。その導入の経緯やシステムの選定理由、運用後の感想について、三浦工業株式会社 営業推進統括部 FE営業業務部 課長 西村 臣令 氏にお話をうかがいました。

三浦工業株式会社 営業推進統括部 FE営業業務部 課長 西村 臣令 氏

全国6エリアを結ぶ重要会議を行っていた松山本社会議室に「ADECIA」を導入

最初に三浦工業株式会社についてご紹介ください。

西村氏:
弊社は1959年に産業用ボイラの事業から始まり、主力製品であるボイラおよび関連機器の製造、販売とメンテナンスをグローバルに展開しています。現在は、「熱・水・環境」に加え、電気や空気を含めた幅広い分野において環境負荷低減や省エネなど、お客様の工場全体の課題を解決する「トータルソリューション」の進化に取り組んでいます。

このたび松山本社の会議室に「ADECIA」を導入いただきましたが、もともと頻繁に遠隔会議を行っていたのですか。

西村氏:
今回「ADECIA」を導入したのは松山本社で収容人数30名の会議室です。ここでは月例で中四国・九州、近畿、中部、関東、北関東・信越、北海道・東北の6エリアの部門長が集まる会議が開催されています。以前は対面で行っていましたが、コロナ禍をきっかけに遠隔会議に切り替わりました。

「ADECIA」導入以前は、どのような機器で遠隔会議を行っていたのでしょうか。

西村氏:
遠隔会議用の有線スピーカーとマイクを使っていました。会議では約20名が参加しますが、従来のシステムだと発言者の声を拾いきれなかったり、準備に時間がかかったり、設定ミスでうまく接続できなかったりといった問題が発生していました。

「ADECIA」が導入された松山本社の会議室

デモで確信した「ADECIA」の高音質。
ワイヤレスマイクで「ケーブルだらけ」から脱却

ヤマハの遠隔会議システム「ADECIA」を選定した理由をお聞かせください。

西村氏:
導入のきっかけは、この会議室を改装しようという話が出たことです。それを機に遠隔会議システムを更新することになりました。

もともと担当役員から「ケーブルだらけの会議室なので、マイクとスピーカーを無線にしてスマートな会議室にしたい」という要望がありました。しかし、ワイヤレスの会議システムはなかなか見つからず、電波干渉の不安もありました。

そんな中、会議室の改装を相談していた株式会社アグサス様から、ヤマハの「ADECIA」をご紹介いただきました。そしてこの会議室でデモを行い、実際の音量、音質、会話品質などを確認して、「これなら大丈夫だ」と確信し、導入を決めました。

ワイヤレス無指向性テーブルトップマイクロフォン「RM-WOM」

「ADECIA」のマイクには天井埋め込み型もありますが、ワイヤレスでコンパクトな卓上設置型を選んだ理由を教えてください。

西村氏:
デモでは両方のタイプを試しました。天井埋め込み型は遠くの小さな声も拾える精度の高さに驚きましたし、セッティングがまったく要らないのでとても便利です。ただその分ひそひそ話など、聞かせたくない声まで拾ってしまう懸念がありました。その点、手元で個別に自由にオン/オフができる卓上設置型の方が使い勝手がいいだろうという判断になりました。

それに加えて、この会議室以外にも大きな部屋があり、将来的にそちらでも遠隔会議を行う可能性があったため、持ち運んで使える点も、ワイヤレスの卓上設置型を選んだ大きな理由です。

具体的な運用方法を教えてください。

西村氏:
ワイヤレスマイクの「RM-WOM」は12台あり、1台のマイクを2人で使う運用にしています。導入前は12台のマイクで会議室全員の声を拾えるのだろうかと心配しましたが、適切にマイクを配置することで、会議室の端に座っている人の声もしっかり拾ってくれています。

マイクロフォン充電ステーション「RM-WCH-8」

準備時間ゼロで美観も向上。
AIによる議事録の精度も上がり、会議スタイルが進化

実際に「ADECIA」を会議で使用してみた感想を教えてください。

西村氏:
とても使いやすいですね。配線がないおかげで、会議室の美観も向上して非常にすっきりしました。それに以前のような接続トラブルもなく、何より参加者はワイヤレスマイクを机に置くだけで準備が完了します。会議が終わったら充電ステーションに戻すだけです。

それから、スピーカーの音も素晴らしいです。モニターの横に壁掛けしていますが、非常にスリムでテレビと一体化しています。こんなにスリムなのに音質は驚くほど良く、まるで映画館のような臨場感です。しかもスピーカーの近くの席でもうるさすぎず、部屋の隅の席でも声がはっきりと聞こえる性能には感心しました。

Dante/PoE給電対応ラインアレイスピーカー「VXL1B-16P」

会議の参加者からの反応はいかがでしたか。

西村氏:
当初、参加者はマイクがあまりにコンパクトなため、ちゃんと声を拾ってくれるのかと懐疑的でしたが、会議後には、非常にクリアに音を拾ってくれることに驚いていました。また、以前のように発言者へ有線マイクを手渡す必要がなくなった点も好評です。

機能面では、当初の狙い通りマイクのオン・オフができる点が好評です。発言したい時だけオンにすれば、隣の人との相談などの声は拾われません。

さらに想定外に好評だったのが、机でマイクが安定して使用できた点です。机が鉄製だったため、ワイヤレスマイクの充電ステーション固定用のマグネットの影響で、マイクがずれにくくなり、落下防止につながりました。

「ADECIA」の導入により、今後どのように会議が変わりそうですか。

西村氏:
最近は生成AIの進化により、会議音声をリアルタイムで文字起こしし、要約して議事録を作成できるようになりました。「ADECIA」のマイクは収音性能が高いので、音声を正確に拾ってくれます。その結果、議事録の文字起こしの精度が格段に向上したと感じています。

また、臨場感あるスピーカーの音質も会議の質を変えてくれそうです。ある会議で遠隔先の相手と議論が白熱した場面があったのですが、音声がリアルなので、まるで同じ部屋にいるかのような感覚になりました。これからは距離を意識することなく、よりリアルで質の高い論議ができるのではないかと期待しています。

お忙しいところ、ありがとうございました。

三浦工業株式会社
https://www.miuraz.co.jp

販売協力:株式会社アグサス
https://www.agusas.co.jp/