LPX-510 ホームシネマプロジェクター 生産完了品
カラーバランス調整フィルターの開発など、フィルムライクな色再現を徹底追求
3枚の液晶パネルの直線性を補正するリニアカラーバランス技術を採用。空間方向の色ムラを画面上の600以上のポイントで補正するなど、高精度な色補正技術により映画フィルムそのままの色再現を徹底して追求しました。さらに、暗い視聴環境でRGBのカラーバランスを映画再生に最適化する、新開発のカラーバランス調整フィルターを搭載。映画館のような暗い環境で、よりフィルムライクな深みのある色再現を実現します。また、ヤマハがホームシアターのために画質をチューニングした6つのピクチャーモードを搭載。家族で大画面を楽しむには明るさを重視した「ダイナミック」や「ブライト」モード、真っ暗な部屋で映画に耽りたいときには「シネマ・ブラック」モードと、モードを選択するだけで最適な色調と明るさで映画を楽しめます。
電動式光学絞り機能の搭載で、より進化したナチュラルブラック・コンセプト
ホームシアター専用に新開発された光学系は、クラス最高水準の1000ANSI lmという高輝度。しかも、投射レンズ部の光学絞り(アイリス)を使うことで、1200:1ものハイコントラストを実現します(ランプパワー固定、同一画面上での測定値)。これにより、ヤマハ独創のナチュラルブラック・コンセプトが一段と進化。より深い黒と暗部の豊かな階調表現を実現し、夜のシーンもニュアンス豊かに表現するなど画面のクオリティを高めています。また、ランプパワーはアイリスと独立して6段階の制御が可能。多少明るい部屋でもコントラストを損ねることなく鮮鋭な映像が得られ、視聴環境に合わせて画質調整の幅が広がりました。
HD対応ワイド液晶パネルによる高解像度と10bit階調制御による豊かな表現力
高いコントラストが得られる最新設計のHD対応リアル720P(1280×720ピクセル)ワイド液晶パネル(アスペクト比16:9)を、RGB独立に搭載した液晶3板式を採用。デジタルハイビジョン放送の720p信号をノンスケーリングで出力できます。しかも、階調制御の信号処理を従来の8bitから10bitに高め、RGB各1024階調、10億7000万色を再現する豊かな描写力を実現しています。また、回路面においても、動き適応型/3-2プルダウン検出型IP変換を装備し、DCDi回路によるジャギー低減を行うなど、高品位な映像再現を実現しています。
新世代の「HDMI」など、充実の入力端子
「HDMI」は、HDビデオなどの映像信号とマルチチャンネルのオーディオ信号を、ケーブル1本でデジタルのまま伝送できる次世代のインターフェース。LPX-510では、「HDMI」出力を装備したDVDプレーヤーなどと組み合わせて、デジタルコンポーネント映像信号をダイレクトに入力可能です。また、D4端子やコンポーネント端子など、充実の端子群を備えるとともに、高精細な720pや1080iまで幅広い映像フォーマットに対応しています。
上下左右レンズシフト装備の1.5倍短焦点電動ズームレンズ
高倍率1.5倍短焦点ズームレンズにより、最短3mの距離から100インチのワイド大画面(16:9)が投射可能。また、ズームとフォーカスの電動化により、天吊り設置の場合でも視聴位置からリモコンで調整できます。さらに、画質劣化の極めて少ない光学式のレンズシフト機能を搭載。プロジェクターを下方向に最大でスクリーンサイズの100%、上方向と左右それぞれ最大50%まで移動できるので、プロジェクターの設置場所を気にすることなく、スクリーン正面のベストポジションで視聴可能です。
※レンズシフト機能はリモコンでは調整できません。また、画面を上下と左右の両方同時に最大までシフトすることはできません。
静かなシーンの細やかな音も妨げない、徹底した静音設計
独自のレイアウトによる静音化を徹底。空気の流れやファンの回転数を巧みに制御し、運転音を27dB(ランプパワー最小時)にまで抑えました。サウンドデザイナーの意図した細やかな音表現を余すことなく再現する、ヤマハホームシアター機器との組み合わせにふさわしい静音設計で、静かなシーンも快適に楽しめます。