YSP-2500 デジタル・サウンド・プロジェクター 生産完了品
製品情報
基本音質の向上により、ヤマハ独自のリアルサラウンドが持つ圧倒的な臨場感がさらに進化
バータイプのスピーカーユニットに、2.8cm口径のビームスピーカーを16個内蔵。ヤマハ独自の「デジタル・サウンド・プロジェクター技術」により、音のビームを壁に反射させることで実際に壁から音が聴こえ、複数人が自然にサラウンド感を楽しめるリアルなサラウンド環境を実現します。また、新デザインに合わせてビームスピーカーを従来よりも少し前に出し、専用チューニングを施すことで、伸びのある上質な高域とクリアで深みのある中域を実現し、より抜けの良い音質になりました。さらに、パワードサブウーファーを採用し、より量感のある豊かな低音再生が可能になりました。視聴モードは、ステレオ再生またはサラウンド再生を選択可能。ステレオ再生は、最適調整により、定位感がさらに向上しました。サラウンド再生は、映画・音楽・スポーツなどコンテンツに合わせて最適な音場を創るヤマハ独自の「シネマDSP(10モード)」を搭載。大画面ホームエンターテインメントの臨場感を格段にアップして、お楽しみいただけます。
薄型テレビの前にすっきり設置できるスタイリッシュな51mmスリムボディと、ワイヤレス対応サブウーファー
薄型テレビの前にすっきりと置けるセンターユニットは、高さ51mmのスリムなアルミボディ。奥行が十分でないラックの上に置くときにはテレビスタンドをまたいで置けるように、着脱式レッグを用意しています。装着時のレッグ部の高さは22~35mmに調整でき、テレビに合わせた設置が可能。また、別ユニットのサブウーファーは、縦横自在な設置ができるとともに、新たにワイヤレス接続にも対応し、設置場所の自由度がより高まりました。さらに、本機がテレビのリモコン受光部を隠してしまう場合でも、テレビのリモコン信号を本機背面に受け渡す「テレビリモコンリピーター*」を装備しているので、安心して設置できます。そして、テレビとの接続は、HDMIケーブル1本をつなぐだけで簡単。HDMI入力端子は3系統装備し、ブルーレイディスクレコーダーやゲーム機など3機器まで手軽に接続できます。
* 赤外線を利用したリモコン信号の伝送に有効です。
HDオーディオに対応したHDMI端子(3入力/1出力)を搭載
音と映像をケーブル1本で高品位伝送するHDMI端子を入力3系統装備。多彩なAV機器をまとめてつなぎ、テレビ側へと一括して出力できます。HDオーディオや、4K60p/3D映像伝送*¹、HDMIケーブル1本でテレビ音声を伝送できるオーディオリターンチャンネル(ARC)にも対応*²。さらに、大手テレビメーカーのテレビ・レコーダー(一部機種除く)に対応したHDMIコントロール機能(リンク機能)を備え、テレビ側リモコンの操作でテレビと連携して本機の電源ON/OFFと音量調整、入力切替が行えます。
*¹ 4K60p対応テレビ/3D対応テレビ、および4K60p再生対応AV機器/3D再生対応AV機器が必要です。HDCP.2.2非対応のため、4K UHDブルーレイや4K放送の伝送には対応していません。
*² オーディオリターンチャンネル(ARC)対応テレビが必要です。
ベストな視聴環境の自動設定やテレビとの連動操作など、充実した機能が満載
設置する室内の形状などに合わせて、ベストな視聴環境をフルオートで設定できる音響測定・最適化技術「インテリビーム」を搭載。付属のマイクを使って約3分間の測定をするだけで、ビーム角度・音量・音質などを各チャンネルごとに自動で設定できます。左右の音の位置バランスもおまかせで補正できるので、自然な定位感が得られます。また、室内の視聴位置を3スポットまでメモリー登録でき、導入時に設定しておけば使用するたびにセッティングする必要もありません。さらに、HDMI接続でテレビに設定画面を表示して詳細設定が行える「OSD(オンスクリーンディスプレイ)機能」を搭載。コンテンツを視聴中でも、自由に設定切替ができるようになりました。
※本機は音のビームを壁に反射させてサラウンドを実現するという特性上、次の様な環境では十分な効果を得られない場合があります。
・ビーム経路上にまったく壁が無い場合。
・大きさが幅3m~7m、奥行き3m~7m、高さ2m~3.5mにあてはまらない部屋。
・本機から視聴位置までが1.8m未満の場合。
・壁の材質が吸音素材でできている部屋。
Bluetooth®対応やクリアボイス、ヘッドホン端子搭載など、より快適に視聴できる再生・音質機能
本機は、Bluetooth®にも対応。テレビを視聴していないときでも、スマートフォン・タブレットなどのBluetooth®対応機器内の音楽コンテンツを手軽にワイヤレス操作で再生できます。さらに、独自の音質改善技術「ミュージック・エンハンサー」を搭載し、スマートフォンなどからの圧縮音源も高音質で楽しめます。また、Bluetooth®対応端末と電源の連動ができる「Bluetoothスタンバイモード*¹」を搭載。スマートフォンなどの対応端末側からBluetooth®接続すると本機の電源がオンになり、同様に接続を切断すると電源をオフにできる*²ので、電源操作の手間が省けます。その他に、セリフやナレーションを格段に聴き取りやすくする「クリアボイス」や、ヘッドホン接続して静かな環境でのバーチャルサラウンドによる視聴が楽しめる「ヘッドホン端子」を搭載しています。
*¹ 工場出荷時、「Bluetoothスタンバイモード」はオフに設定されています。
*² Bluetooth®入力選択時のみ。
スマートフォンなどの画面上から簡単に操作可能な、 専用アプリケーションに対応
本機の操作をさらに快適にする、専用アプリケーション「HOME THEATER CONTROLLER」。iOS版・Android版ともに、無償ダウンロード*してご利用いただけます。このアプリケーションを使えば、リスニングモードやシネマDSPの選択、クリアボイスなど音質機能のオン/オフ切替、サブウーファーのボリューム調整などが、スマートフォンやタブレットの画面上から手軽に行えます。また、アプリケーションのホーム画面には、入力中の機器や選択中のサラウンドプログラムなどがアイコンで分かりやすく表示。本体の状況を一目で把握でき、操作がより快適になります。
* iOS版はApp Storeから、Android版はGoogle Playから無償ダウンロードができます。
~ヤマハ独自のサラウンド技術 YSP~ 多数のスピーカーを精密に時間制御、1台でマルチチャンネル音場を再現
デジタル・サウンド・プロジェクター技術の根幹は、小口径のスピーカーを複数横方向に並べたビームスピーカーと、それらを時間軸で精密に制御するデジタル信号処理技術、この2つで構成されている。横方向に並べた複数のスピーカーから同時に音を出すと、互いの発する音の波が重なり合い、直進方向の強い波が生じる。この直進する音の波、それが音のビームだ。そして各スピーカーから音を出すタイミングをずらすことで、音のビームに方向性が生まれる。「YSPシリーズ」ではこの原理を利用し、高精度なデジタル信号制御によって5つの音のビームを作り出し、これらを壁面に放射・反射させることで、“本当に後ろから音が聴こえる”というリアルな音場空間を作り出している。
~ヤマハ独自のサラウンド技術 YSP~ リアル、アンビエント、スウィートスポットの次元が違う
デジタル・サウンド・プロジェクターの最大のメリット、それはリアルであること。壁に反射した音が実際に後ろから聴こえる臨場感は、決してバーチャル方式で再現することはできない。そして、もう一つ。「YSPシリーズ」では、壁に反射させた音が自然に広がって、部屋全体で音が鳴っているような、シームレスな音場空間が得られることだ。例えば雨が降っているシーンなら、360°そこら中で雨の音が聴こえる臨場感、音の広がり(アンビエント)が実感できる。しかも最適な音が楽しめるエリア、いわゆるスウィートスポットが広い、ということだ。一人はもちろん、複数人で聴いていても自然な臨場感で映像を楽しむことができる。
関連情報
製品の色は実際の色と若干異なる場合があります。