NS-F901 スピーカー 生産完了品
製品情報
緻密な情報量と伸びやかさの3cm口径DC-ダイヤフラムツィーター
ツィーターには、振動板とボイスコイルボビンを高度な“絞り”の技法で一体成型し、高域の情報量と解像度を飛躍的に向上させるアルミマグネシウム合金製のDC-ダイヤフラム(DC=Direct Coupled)方式ドーム振動板を採用。磁気回路はネオジムマグネットを用いた内磁型とし、ボビンに巻かれたボイスコイルの真円度を高めた組み立て精度の向上などの改良を積み重ねることで、緻密な情報量と高域へ向けての伸びやかさを実現しました。
ハイレゾ音源への対応力を強化したNew A-PMDミッドレンジ/ウーファー
13cm口径ミッドレンジユニットと16cm口径ウーファーユニットには、長期の実績に裏付けられたヤマハオリジナルのA-PMD(Advanced Polymer Injected Mica Diaphragm)を基に、軽量化と高剛性化でハイレゾ音源への対応力をいっそう強化した新開発のNew A-PMD振動板を採用しました。磁気回路の組み立て精度向上やドイツ クルトミューラー社製ソリッドゴムサラウンドの採用、マグネットの大径化やヨーク形状の見直し(ウーファーのみ)などにより、中低域のレスポンスと透明感、ローエンドにかけての量感をさらに高めています。
厳選した高音質パーツによるダイレクトコネクション方式ネットワーク
ネットワーク部には、素子同士を直接結線して伝送ロスを防ぐダイレクトコネクション方式を採用しました。ICW社製フィルムコンデンサーやカスタムメイドの空芯コイルなど、ヒヤリングで吟味した高音質パーツのみを厳選採用するとともに、定数の再調整によって各ユニット間の自然な音のつながりを実現。スピーカーの存在を忘れて音楽そのものに入り込める、滑らかで耳当たりの良いサウンドをお楽しみいただけます。
低音の量感アップと省スペース化を実現するベースプレート型のスタンド部
スタンド部は従来のダイキャスト製レッグ型から、床材の影響を抑えるために新開発した木質系素材のベースプレート型へと変更。底面に取り付ける脱着式スパイクも同梱し、ディープ&タイトな低音はそのままに、その量感をさらにアップしました。加えて、スタンド込みの設置面積も旧Soavo-1の349×487mmから270×425mmへと減少し、キャビネット寸法を変えることなく実質的な省スペース化を実現しています。
13cm口径ミッドレンジ採用の3ウェイ・4スピーカー構成
ヴォーカル帯域を受け持つミッドレンジに13cm口径ユニットを採用。音楽表現の基本である中域の密度と質感を何より大切にしながら、ハイレゾ音源のワイドレンジ再生にも余裕をもって対応する3ウェイ・4スピーカー構成のフロアスタンディング型としています。
すべての平行面をなくして定在波や回折現象を排除する独創的キャビネット
ひと目でSoavoとわかる独創的デザインのキャビネットは、「すべての平行面をなくして音質を損なう定在波や回折現象を排除する」という技術的な必然性から生まれたもの。極めて高い工作精度が求められる多様な面構成はキャビネット構造の強化にも貢献し、内部に組み込まれたスラントパーティション&バーチカルラダー補強とも相まって、フロアスタンディング型でありながら優れた高剛性・低共振特性を獲得しています。
ヤマハピアノと同等の塗料・工程を採用した黒鏡面ピアノフィニッシュ
ヤマハのグランドピアノに使われているものと同等の塗料および作業工程により、キャビネット全面を丁寧に磨き上げた黒鏡面ピアノフィニッシュを採用。深みのある漆黒の輝きが、唯一無二の存在感を放ちます。
関連情報
製品の色は実際の色と若干異なる場合があります。