Yamaha Drums 50th Anniversary Drum Session レポート

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ヤマハドラムス販売50周年を記念したスペシャルコンサート「Yamaha Drums 50th Anniversary Drum Session」を、9月2日原宿クエストホールで開催。

ヤマハドラムスに縁の深いトップドラマー4名によるドラムソロパフォーマンス、ドラムセッションを披露いただきました。

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ロビーには、 50年の節目を記念し限定発売となった「Absolute Hybrid Maple」を展示。稀少材エキゾチックメイプルを採用。美しい杢目のシェルにゴールドラグを装着した豪華な外層が、来場者の方々の目を引きます。バーズアイメイプル、カーリーメイプルの2モデルが並んだコーナー前で記念撮影するお客様の姿も見られました。

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会場内中央にステージが設けられ、4台のドラムセットが向かいあってセッティング!普段見ることができないドラマー後方からの演奏も見られる特別仕様のステージとあって、開演前から大勢のお客様がステージ前で記念撮影。壁面に特設された大型スクリーンで、ステージ正面からの演奏はもちろん、複数のカメラから映像が映し出され、贅沢かつ徹底したドラマー目線!

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コンサートオープニングでは記念セレモニーを行いました。1967年から長きにわたり、プロドラマーとして、教育者として、ヤマハドラムスを支えていただい猪俣猛さん、ジョージ大塚さんの長きにわたる功績と感謝の意を表しクリスタルトロフィーを贈呈。お二人から懐かしのエピソードも披露いただき、会場の皆さんから大きな拍手が送られました!

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オープニングを飾るのは、現役大学生とプロドラマーの二刀流で活躍中の川口千里さん。自身のソロアルバムからチョイスした3曲をバックに、若さ溢れる熱いスピリッツと卓越したテクニックでで縦横無尽に高速フレーズを繰り出す怒涛のドラミング!トップバッターの重責もなんのその、会場の盛り上がりに火をつける素晴らしい演奏を披露いただきました。

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続いてのドラマーは世界が尊敬する日本人100人にも選ばれたAKIRA JIMBO、こと神保彰さん。ヤマハドラムトリガーシステム(DTX)を駆使した独自の演奏スタイル「ワンマンオーケストラ」で、ワン&オンリーの驚異的なパフォーマンスを披露。世界レベルのパフォーマンスに会場のテンションもぐんぐん高まります!

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3人目は、25年以上にわたり世界の音楽トップシーンを走り続けているデイブ・ウェックルさん。小口径のシンプルなセットで登場。ハイハットの左側に置かれたフロアタムも彼の代名詞の一つ。タムをメロディ楽器のように巧みに操る流麗かつ彩り豊かなサウンドとパワフルなドラミングは圧巻。洗練されたテクニックを惜しげもなく駆使して会場を魅了します。

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トリを飾るのは、優れた音楽性で音楽ジャンルを超越したあらゆるミュージシャンから尊敬を集める世界トップドラマーのスティーブ・ガッドさん。抜群のテクニックに裏打ちされた圧巻のドラミング、唯一無二のグルーヴとスティックワークから奏でられるガッドサウンドに釘付け。Gadd(神)の圧倒的な存在感に、会場の空気が引き締まり客席もヒートアップ!

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4人それぞれの個性あふれるソロパフォーマンスの後は、全員揃ってのドラムセッション、ドラムバトルを披露。千里さん⇒ 神保さん⇒ デイブさん⇒スティーブさんの順でフリーソロを展開。スティーブさんのフリーソロの後、カウベルを使用したモザンビークのパターンを合図に4小節のソロ回しがスタート。4人それぞれの音楽性がミックスされたアンサンブルが強烈な躍動感を生み出し、会場全体を振るわせる圧巻のパフォーマンス!!

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ステージの最後は、チック・コリアさんの名曲「SPAIN」。スティーブさんのカウントでイントロがスタートした途端、会場からは割れんばかりの大歓声。メロディ部分は神保さんの「ワンマンオーケストラ」が奏でます!オケは使わず、ドラム以外のパートとご自身のドラミングを担う離れ業をここでも披露。中間部分のソロ回しでは全員気合の入った応酬で互いの技を披露。4人が生み出す揺るがぬグルーヴが更なる興奮を生み出し、会場のボルテージも最高潮を迎えました。これこそ今イベントの集大成!

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終演後は出演者全員、誰からともなくステージ中央で抱き合いお互いを称え合う感動的なシーン。

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デイブ・ウエックルさん、川口千里さん、スティーブ・ガットさん、神保彰さん、4人揃って記念撮影。歴史的瞬間です!
あっという間に過ぎる程濃密な時間が終了。これからの新たな50年、さらにその先に向けた記憶に刻まれるイベントとなりました。