毎回楽しく練習に励む社会人コーラス 第28回コーロ・オルフィーネ定期演奏会

私たち「コーロ・オルフィーネ」は、1980年に第1回演奏会を開き、今年で28回目の定期演奏会を迎える社会人のコーラス団です。創立当初は、指揮者の益田典先生を中心に、同じ大学のメンバーで活動しておりましたが、1985年に益田先生が亡くなられたあとは、平野忠彦先生に指揮をお願いし、一般の社会人の方も参加していただき今日に至っております。

団員は30~40名で主に宗教曲や日本の歌を中心に演奏をしております。1997年にはイタリアから招待され、サラエボのオーケストラと共演し、モーツァルトの「レクイエム」をローマとファルファで3回公演しました。

「カルミナ・ブラーナ」は1986年の第6回定期演奏会でも今回と同じ40名くらいで演奏しました。普通「カルミナ・ブラーナ」というと百名以上の大コーラスでオーケストラ伴奏という形式が多いようですが、オリジナル版にも打楽器とピアノ2台という版があり、前回はこの形式でしたが、今回はピアノ1台、エレクトーン1台、打楽器(6人)という編成でした。この編成はオーケストラ伴奏と違って、リズムの変化がはっきり感じられ、なおオーケストラの雰囲気も味わえてとてもよかったです。

私たちのコーラスは人数の割にボリュームがあるのが特徴で、平野先生を中心に毎回楽しく練習に励んでおります。

次回は、来年の6月に王子ホールで当団の専属ピアニストの伊藤美佐さんのリサイタルがあり、「オペラ合唱曲」を演奏します。一緒に歌いたい方はいつでも歓迎しますので、ご連絡ください。

団長/益田園枝

エレクトーン演奏/伊藤佳苗

2010年10月31日 第一生命ホール