君津市民合唱団第12回定期演奏会

君津市民合唱団は平成3年4月結成。前年9月に開館した君津市民文化ホール開館イベント、「市民の第九」演奏会に参加した約400名の中から120名によりスタートしました。 当合唱団はその団名が示すように、君津市が文化振興目的に結成を働きかけ、運営面でも継続してバックアップしています。団の活動は毎週金曜日の午後7時から9時までの練習。1年半から2年間隔の定期演奏会。その他市の公式行事などに市民歌合唱等で参加しています。合唱形態は混声。演奏曲は古典の宗教曲を中心にオーケストラとの競演、ピアノ伴奏にソロも加えるなど多様な楽曲を発表しています。結成の年には、「国民文化祭inちば」が君津市で開催されたため、創作オペラ『ミナモ』に合唱団として参加、未熟ながらも団結力を高める一助となりました。以来22年が経過、少人数ながら日々、和気あいあいと練習に励んでいます。現在の団員数は女声24名、男声8名の計32名。常任指揮者は東京藝大声楽科出身の榊原哲氏(千葉市在住)。ヴォイストレーナーに地元の声楽家2名、ピアニスト2名。事務局を君津市文化振興課に担当していただいています。

今回の演奏会では第一部に信長貴富作曲の混声合唱曲集「旅のかなたに」、第二部に高田三郎作曲、高野喜久雄作詩の混声合唱組曲「水のいのち」、第三部にジョン・ラター作曲の「クリスマスキャロル集」を演奏しました。第一部、第二部は団内ピアニストの田邉真奈美さん、松岡知子さんのピアノ伴奏で演奏。第三部は大竹くみさんのエレクトーン伴奏による演奏でした。エレクトーン伴奏による演奏は初めてでしたので、クリスマスの雰囲気を表現するエレクトーンのさまざま音色と多彩な技法に触れ、とても楽しく演奏をすることができ、お客様にも大変喜んでいただきました。

君津市民合唱団 団長/久野田芳男

エレクトーン演奏/大竹くみ

2012年11月18日 君津市民文化ホール