「レクイエム」をエレクトーン伴奏、独唱付きで演奏 新宿混声合唱団 第50回記念演奏会
去る5月28日の第50回記念演奏会につき寄稿の機会をくださいまして誠にありがとうございます。
当日のプログラムは、第1ステージにジョン・ラッターの作品集から5曲(ピアノ伴奏にて)、第2ステージに混声合唱・ヴァイオリン・ピアノのための「ヴィヴァルディが見た日本の四季」(信長貴富編曲)という、ヴィヴァルディの四季と日本の名歌(花、城ヶ島の雨など)とをコラボレートした曲集を演奏しました。ヴァイオリンソロ(後藤沙祈子さん)との共演はめったにない機会でしたので、とても貴重な演奏体験となりました。
メインの第3ステージはフォーレの「レクイエム」を、伊藤佳苗さんのエレクトーン伴奏、大網かおりさん(ソプラノ)と田代和久さん(バリトン)の独唱付きで演奏いたしました。
50回目の集大成の演奏をということで、指揮者の田中登志生さんはじめ、団員一同も強い思い入れをもって演奏いたしました。また、独唱を聴くのに夢中になって自分たちの歌い出しを忘れそうになることも練習ではしばしばでしたが、本番ではうまくアンサンブルができて安堵しております。
アンコールは、これまたエレクトーンとお二人の独唱、ヴァイオリンソロが付いたうえに、第1、第2ステージで伴奏を務めたお二人のピアニストも合唱に加わって、ラッターの「GLORIA」を全員で演奏し、最後の大音量で曲が終わった瞬間に万雷の拍手をお客様からいただくことができました。
毎年1回の演奏会を途切れることなく続けてまいりましたが、無事50回目の演奏会を、1340名様ものお客様にご来場いただき盛会のうちに終えることができました。ここに心から厚く御礼申し上げます。
来年5月の51回定期演奏会に向けて、一緒に歌ってくださる新しい仲間を募集しています。毎週火曜夜に新宿区内で練習しています。ご興味のある方は「新宿混声」で検索を!
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団長/中山由民
エレクトーン演奏/伊藤佳苗
2017年5月28日 新宿文化センター大ホール