チェロとのアンサンブルで合唱コンサート コーラスグループ「水」 第10回記念コンサート ~そして未来へ
コーラスグループ「水」は本年創団26年を迎え、10月14日にサブタイトル“~そして未来へ”と題し、第一生命ホールに於いて第10回記念コンサートを開催いたしました。
当団は、大田区池上本門寺の文化活動の一環として始まり、20代から90代の幅広い年齢層で構成され、お互いに支え合い、合唱を通して個々の生きざまを表現するのをモットーに、毎週木曜日(19時~21時)、大田区池上朗子会館にて練習をしています。
2014年5月には、ベルリン赤の市庁舎ホールにおいて、東京—ベルリン友好都市提携20周年記念行事の一環で、現地「ベルリン独日混声合唱団」とのジョイント演奏会に出演しました。
隔年で開催しているコンサートでは、これまでにジョン・ラターの「Requiem」「Gloria」ほかを橘光一・安藤江利両氏の2台エレクトーン伴奏で演奏。今回は山木亜美氏のエレクトーンと東京シティフィルハーモニー管弦楽団のチェロ奏者(フォアシュピーラー)香月圭佑氏のサポートでボブ・チルコットの「Requiem」を演奏しました。電子楽器であるエレクトーンとアコースティックであるチェロと人間の声とのコラボによって起こる、反応・融和を本番ホールで楽しみました。
コンサートは毎回3部構成で、第Ⅰ部では宗教曲などを、第Ⅱ部は“L'esprit de Mizu”と命名しました指導者3名によるステージ、第Ⅲ部は代表作NHK朝ドラ「ちゅらさん」などで異彩を放ち続ける丸山和範氏に毎回テーマを決めアレンジを委嘱し演奏しています。今回のテーマは「アニソン合唱曲」でした。アニソンといっても昭和レトロな「アタックナンバーワン」「魔法使いサリー」「巨人の星」「ゲゲゲの鬼太郎」など~「ジブリ作品の数々」をメドレーでヘアメイク・ダンス付きで表現しました。
出演者、スタッフは以下の通りです。
団長/後埜上克郎
編曲/丸山和範
ソプラノ/後埜上礼子
テノール/中村祐哉
エレクトーン演奏/山木亜美
チェロ/香月圭佑
ピアノ/北橋美和、福田奈七子
ステージング/鷲田実土里
指揮/市川和彦
指導者/市川和彦
2017年10月14日 東京・第一生命ホール