四街道市が舞台のオリジナル・ミュージカルに、エレクトーンが初参加 第6回 四街道市民ミュージカル ガス燈 妖精物語(フェアリーテイル)

四街道市民ミュージカルは、「この街に豊かな文化を。たくさんの感動に出会えたら、人として豊かな感性が育まれるから」などを目的として、2013年8月に初公演から継続して隔年で行い、今回第6回公演(第5回は途中コロナ感染拡大防止により中止)を行いました。参加者は幼児から年配者まで四街道市民を中心に市内外、また障がいのある皆さんにも呼びかけ総勢85名の参加者で約半年間土日の稽古で公演を行いました。作品は基本的に地元四街道市に関連するものを題材として取り組んでいます。

今回の作品は、四街道市めいわ地区にある、日本一のガス灯228基があるガス灯通りを題材に、ガス灯からLED灯へと変わっていく内容で、ガス灯を守りたい人たちと、明るさを求めてLED灯に変えようと考えている人たちの葛藤など、時の流れを描きました。作品はすべてオリジナルで構成されています。これまでの舞台はすべて生演奏で構成していますが、今回はピアノ、エレクトーン、パーカッションの生演奏での公演となりました。初めてエレクトーンを採用しましたが、3者の音色が大ホールに響き渡りとても良い生演奏となりました。

前回はコロナ感染防止から中止となり4年ぶりのステージでしたが、観客の皆さんもとても満足した様子で、アンケートでも「素敵な公演だった」という感想がたくさん寄せられました。(羽鳥)

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このたび、四街道市民ミュージカルに初参加、エレクトーン演奏に加え編曲も担当いたしました。安藤由布樹先生が作曲されたナンバーは、どれもバラエティに富んでいて、ボサノヴァ、サンバ、ジャズワルツなどこれまで携わった市民ミュージカルにはないジャンルが多く驚きました。そのジャンルが引き立つような音色、フレーズなどを盛り込んでいたら「市民ミュージカルでこのテイストはいいぞー!」という個性的なカラーが見えてきて、編曲中はニヤニヤが止まりませんでした。本番は舞台上のど真ん中に丸見えオケピがあり、生演奏感満載でおおくりしました。(さいとう)

著・四街道市民ミュージカル実行委員会 事務局長/羽鳥由美子、エレクトーン・編曲/さいとうりょう

エレクトーン演奏/さいとうりょう

2023年8月27日 四街道市文化センター 大ホール