特別企画は大成功 第265回青葉の街・土曜コンサート特別企画 「青葉の魔法の笛~つかめ!愛の絆を~」

さる6月18日(土)の17時から横浜市青葉区にあるフィリアホールにて、第265回青葉の街・土曜コンサート 特別企画「青葉の魔法の笛~つかめ!愛の絆を~」と題して、モーツァルト作曲『魔笛』を上演しました。演奏は指揮・安彦善博、演出・大島尚志、ザラストロ・小野和彦、夜の女王・濱渦真津恵、タミーノ・伊藤潤、パミーナ・萩原実希、パパゲーノ・酒井聡澄、パパゲーナ・島村真実、モノスタトトス・清水一晧、ダーメ・田中良枝、小川希、山下亮子、弁者・加瀬淑夫、僧侶・華山益夫、童子・あおばキッズ、伴奏・ピアノ/吉田幸央、エレクトーン/山木亜美の方たちでした。 女声はほとんどが地元の出身の方々からオーディション決定し、ほかの方々は若い方たちを埼玉、神奈川、東京からお招きし、音楽稽古は3月から、立ち稽古は4月からでしたが、はじめから皆さん和気藹々(わきあいあい)で順調に練習が進められました。

今回の『魔笛』は台詞の部分は、すべて大島先生のオリジナルで面白く楽しめ、そしてモーツァルトの音楽ともしっくりいって、大変いい感じに仕上がっていたと思います。伴奏の合わせは伴奏者だけが1回、全体の合わせは当日を含めて3回だけだったのですが、山木さんと吉田さんとの絶妙なコンビネーションが舞台を盛り上げてくださいました。

当日は満員のお客様に来ていただき、大変に熱い舞台となりました。小さい舞台だったのですが、効果的な大道具と照明によって、お客様には大いに楽しんでいただけたと思います。特にパパゲーノとパパゲゲーナ、青葉キッズの小さい子どもたちの共演の部分は、お客様の温かい拍手をうけていました。

特別企画としてはとても成功だったと思いますし、またこのような企画を立てて皆様に楽しんでいただきたいと思っています。

作曲家/安彦善博

エレクトーン演奏/山木亜美

2011年6月18日 フィリアホール