リアルでシリアスなオペレッタを目指して RAINBOW-STUDIO シアター・カンパニー 第二回公演『メリー・ウイドウ』

RAINBOW-STUDIO シアター・カンパニーは、

・ オペラ、オペレッタを日本語の歌詞でわかりやすく

・ 広くお客様に関心を持っていただき、親しみを感じていただけるように

・ 堅苦しい芸術、ではなく、楽しめるステージ

・エンターテイメントとして

・ 歌、声のためにその他(演技・所作等)を犠牲にしない、リアルな演技で

そしてさらには、

・ オペラのみならず、ミュージカル・ストレート等幅広い公演を目指す

・ 地方公演、再演も視野にいれ、ロングラン公演に結びつくことを目標とする

を旗印に立ち上げました。

クラシック以外にも、ミュージカル・演劇、ジャンルを超えたキャストが集い上演しています。

第一回公演では『ラ・ボエーム』、大変好評でした。悲劇の次は喜劇、しかも底抜けに明るい作品を、ということで第二回は『メリー・ウイドウ』を上演することとなりました。

しかし、日本でよくある「面白おかしく笑わせようと」した作品ではではなく、我々は「リアルでシリアスな」作品、を目指しました。喜劇とは、当事者にとっては悲劇である、ということです。しかも、芝居の流れに整合性がない時にはそのセリフ・シーンを追加、エンディングもオリジナルのシーンとしました。それが大当りとなり、お陰様で前回以上に高評価をいただきました。

「最近流行ってる、俺のレストラン、みたい」「リーズナブルでクオリティの高いクラシック、俺のクラシック、だね」「今まで思わなかったけど、オペラって面白い」「前回・今回と続けて観て、クラシックはここでしか観たくないと思った」「クラシックって音楽を聴くだけのものと思ってたけど、観るものなんだと初めて知った」等のお言葉をいただきました。

エレクトーン1台で作られるオーケストラにのせてお送りするR.S.T.C.のステージ・エンターテインメント、新しい流れとして繋げていきたいと思います。

(株)レインボー・スタジオ役員/長谷川大祐

エレクトーン演奏/赤塚博美

2015年6月4日~7日 ムーブ町屋・ムーブホール