オーケストラのようだった、と絶賛の声! 中村邦男with歌・人・S (うたびとたち)公演 モーツアルト オペラ 『魔笛』& 『レクイエム』 ~神への旅立ち

去る7月28日、声楽家の中村邦男氏率いる『中村邦男with歌・人・S(うたびとたち)』の公演に参加させていただきました。

一昨年、ピアノ、チェロ、フルート、オーボエとともにオペラ『カルメン』の公演に初参加。ティンパニをはじめタンバリン、トライアングル、鈴、トランペットなど『カルメン』にとって欠かせない楽器を一手に担当したことによって先生、団員、お客様から好評を博しエレクトーンの存在価値を認識していただきました。

そして去年はヴェルディ『レクイエム』公演でピアノ2台とともに参加。2台ピアノを彩るようにパーカッション、ストリングス、ブラスなどオーケストラ全般をカバーしたことにより再び好評をいただきました。

そして今年、モーツアルトの『魔笛』&『レクイエム』の公演にピアノ、チェロ、ヴァイオリン、フルートとともに参加させていただきました。

『魔笛』ではパンフルート、鈴などパパゲーノのメインとなるアイテムや大事なシーンで欠かせない雷鳴も再現、そして幕最後の大合唱ではティンパニ、トランペットで盛り上げたり、『レクイエム』ではクラリネット、ファゴット、トローンボーンなどのソロパートをエレクトーンで演奏。舞台中央にオケ、その周りでソリストたちが歌い演技をするという舞台設定だったので一見すると室内楽のようでしたが『オーケストラを聴いているようだった』とお客様から絶賛のお声をいただきました。

そして来たる10月21日に紀尾井ホールにて、宗教曲フォーレ『レクイエム』&ヴェルディ『レクイエム』(再演)に2台のピアノとともに参加させていただきます。フォーレ『レクイエム』ではオルガンをメインにハープパートなどもエレクトーンで。

エレクトーンを理解し参加させてくださり、また、エレクトーンを皆様に知っていただくチャンスを与えてくださる中村先生に感謝して今後も頑張っていきたいと思っております。

著・エレクトーン演奏家/林 典子

エレクトーン演奏/林 典子

2018年7月28日 浜離宮朝日ホール