2台のエレクトーン伴奏に高評価をいただく オペラ・ディ・東京主催 オペラの楽しみ!vol.2  歌劇『フィガロの結婚』ハイライト版

昨年12月24日および25日、千代田区の内幸町ホールにて2台のエレクトーン伴奏による歌劇『フィガロの結婚』の公演(千代田区後援)を実施、コロナ渦の中ではあったが、会場に来られたお客様からは、今までにない高評価をいただいた。中でも、とりわけ評価が高かったものの一つはエレクトーン伴奏であった。

当団体はエレクトーンの音源の性能の高さ、またコストパフォーマンスの良さから毎回の歌劇公演においてエレクトーン伴奏を採用しているが、お客様からは「まるで本物のオーケストラのようだ!」「エレクトーンはこんなにも進化をしていたのか!」等々大きな反響を得た。

これらは、ヤマハのエレクトーン音源の質の高さ、また当日伴奏をしていただいた市川侑乃、千葉祐佳両氏の演奏技術が相まって、フルオーケストラさながらのサウンドを表現したことにほかならない。

小さいオペラ団体の多くが、“ピアノ伴奏によるオペラ公演”を行っているが、オペラとは、歌、演劇、オーケストラ、舞台美術による“総合芸術”である。しかし、フルオーケストラを雇うことは難しい。その救世主となるのがエレクトーンであると私は確信している。

エレクトーン伴奏による『フィガロの結婚』は、好評につき本年11月に再演が決定、多くの方々にエレクトーンオペラを浸透させていきたいと思う次第である。

著・オペラ・ディ・東京代表/富浦元公

エレクトーン演奏/市川侑乃、千葉祐佳

2020年12月24日、25日 千代田区立内幸町ホール