豪雨に負けぬ大盛況! 美女たちの饗宴

「オーケストラ並みの迫力のエレクトーンで、歌いたいね」「楽しそう。じゃ“美女たちの饗宴”ってどう?」「いいね! 美女揃いのメンバーで」  と主催の大槻奈々恵と西川朝子。この二人の企画構成のもと、始まりました。

エレクトーンシティさんとの打ち合わせ時、タイトルの書かれた書類を持って行くのがちょっと恥ずかしかった。エレクトーン奏者も西岡奈津子さんと決まり、「全員美女でよかった!(笑)」。

サブタイトルも“こんなに楽しいOPERA”とし、オペラ初心者でもその楽しさを伝えたいとやる気満点。「黙って出てきて歌って退場なんてつまらない、わかりやすい解説や見て楽しい演出をしよう」という大槻の提案で、司会者には白衣と差し棒、衣装は役に合わせて着物も着て、プログラムには独自の性格分析を掲載。チラシもチケットにも女性らしさ。影マイクも入れてね。それはもうこだわります。

当日は豪雨。「お客様、この雨に負けて来ないかも」ところが心配をよそに客席は満席! 伊藤真矢子が「開演です」と女優のように客席を歩けば「カワイイ!」。南裕嘉は宝塚ばりの男装で会場を走り抜けると「カッコイイ!」。西川の歌う「蝶々夫人」と「ノルマ」には自分の子どもを演出に使って臨場感を出し、笹谷信子の可憐な歌姿にホロリ。大槻の司会はその迫力ある声で会場を魅了します。

気になるお客様の感想は「女性の出演者だけであんなに楽しめるなんて驚き!」「泣かせるかと思えば、笑える司会が入っていて良かった」「プログラムにグラフがあって凝っていてすごく良かった」「エレクトーンの伴奏は、オケそのもので、迫力があって驚いた!」「子役が可愛かった」などなど大反響!

そして何よりウレシイ感想は「こんなに楽しいとは思わなかった。再演してほしい!」との声。このコンサートの後、ありがたいことに歌も司会も演奏依頼が舞い込み、再演はいつのことになるやら……。皆様、今しばらくお待ちくださいませ。

主催 大槻奈々恵

(上から)写真1:エレクトーン演奏/西岡奈津子

2009年3月6日 エレクトーンシティ渋谷