アコーディオンをフィーチャー Jewelry Box シャンソンコンサート

3年ほど前に、鹿児島の指宿に「薩摩伝承館」という薩摩焼・中国陶器を展示した素敵な美術館がオープンいたしました。たまたま、このオープンに私が訪問したのが縁で、こちらの多目的ホールのイベントを依頼され、これがJewelry Boxの誕生となったのです。

厳しい予算の中、楽しく華やかにをモットーに、シャンソンショーを企画したところ、うれしいことに毎年お声をかけていただけるようになりました。

Jewelry Boxの核は、シャンソン歌手・葉月よし子と企画構成、MC、ダンスを担当している私・荒井明子の二人だけです。お互い分野が違うので、普段は別々に活動をしています。ショーは、毎年コンセプトを変え、ゲストを迎え、新たに企画しますので、二人というコンパクトさが、コラボやいろいろな変化に対応できる所以だと思っています。

毎年企画を考えると申しましたが、実は、いつも考える前に素敵な出会いがございまして、自然に次の出し物が決まるという状態です。今年の素敵な出会いは、フランス在住のボタン式アコーディオニスト・伊藤浩子さんでした。

恵比寿のライブハウスで彼女のアコーディオンを初めて聴いた時に、次のコンサートはアコーディオンで行こうと、私の頭の中ですぐに企画ができ上がっていました。

アコーディオンというとまだまだ認知度が低く、NHKのど自慢などを連想される方がいますが、彼女の演奏はそんな印象をガラっと変えてくれます。

東京のお客様からも、常々「九州まで行けないから、ぜひ東京で開催して」とのお声をいただき、今年はヤマハエレクトーンシティ渋谷のご協力を得て、念願の東京公演を開催することができました。

今回アコーディオンがメインでしたので、エレクトーンの中尾さんには縁の下の力持ちに徹していただきました。しかし「真夜中の居酒屋」など数曲では、エレクトーンの面白さを発揮、お客様からはとても好評でした。

鹿児島も3か所で公演させていただき、少しずつJewelry Boxは成長しております。これもひとえに皆様の応援あってのこと、本当に感謝しております。

Jewelry Box Show Company♪ 代表取締役/荒井明子

(上から)写真2:エレクトーン演奏/中尾博行

2010年7月31日 エレクトーンシティ渋谷