故郷群馬で開催できる喜び うぶすなの会 第18回塚田佳男と一緒に歌う思い出の歌コンサート

うぶすなの会では、今年10月9日に18回目の「塚田佳男と一緒に歌う思い出の歌コンサート」を開催しました。

塚田先生は由紀さおりさんと安田祥子さんの伴奏など、さまざまなところでご活躍しておりましたが、故郷である群馬県高崎市でのコンサートが少なく、自身のライフワークとして故郷で役に立ちたいという思いが強くあることを知り、中学の同級生有志を中心に、1991年「うぶすなの会」を発足しました。

会の名前である“うぶすな”は、その人の生まれた土地、また、産土神という意味です。塚田先生の故郷に対する思いそのままを会の名前に決め。素人ばかりの私たちでしたが、群馬交響楽団の理事をされている方などたくさんの方々のご指導を受けながら故郷で活動を始めました。

そして、記念すべき第一回を1993年11月8日に高崎文化センター・小ホールで開催することができ、第2回目以降は毎年秋に高崎シティギャラリー・コアホールで行っております。

内容は、一部、二部に分け、一部は塚田先生のピアノソロと日本歌曲を会場の皆さんと10曲ほど歌い、二部はあらかじめ応募された「詩」に塚田先生が「曲」をつけて発表しております。最後に3曲ほど会場の皆さんと一緒に歌い、皆さんには身体も心も温まってお帰りいただいています。第10回記念コンサートからエレクトーン奏者の長谷川幹人さんを迎えたことで、会場の反応も一段と明るくなり、さらに幅の広いコンサートになりました。

今年の第18回目は、初めての試みでピアノとエレクトーンのコラボレーションで「ノクターン」「クシコスポスト」など4曲を演奏、皆さんからの歓声と拍手が鳴り止みませんでした。その後、「歌手・高津 佳(塚田佳男)コーナー」で2曲、皆さんと2曲歌い終演になりました。

毎回アンケートには「塚田先生の気さくなトークが楽しく、歌の時代背景の説明や会場での生の歌指導がとても勉強になる」と書いていただいております。

これからも、皆さんと一緒に楽しめる会になるようスタッフ一同考えております。

事務局長/中村順子

(上から)写真3:エレクトーン演奏/長谷川幹人(前列左から2番目)

2010年10月9日 高崎シティギャラリー・コアホール