ファイナルを無事終えて… 川崎童謡の会「25周年&ファイナルコンサート」

川崎童謡の会は、平成5年4月に「こころの歌を一緒に歌いましょう」とスタート、今年の7月12日に25周年を迎え、それをファイナルコンサートとさせていただきました。

会を発足させる時は、政治家の公約ではありませんが、 ①童謡唱歌を歌い継ぎましょう!! ②楽しく集い若返りましょう!! ③ふれあいを深め明るい街づくりを!! と3つの柱を立て、素人でボランティアの会を立ち上げました。

当初は第三次童謡ブームだったかと思われます。第一次は大正・昭和初期、第二次は童謡歌手が輩出された時代、第三次は由紀さおり・安田祥子姉妹の童謡コンサートが反響してか、大人の童謡の会が至るところに誕生しました。川崎童謡の会もその一つです。そして25年が経過、会員も三千人にのぼりました。この25年を振り返れば過ぐること多々です。

川崎童謡の会は高津佳さんを筆頭に講師陣に恵まれました。エレクトーン奏者の長谷川幹人さんも貴重な存在。「オーケストラがやってきた」のコーナーなど企画も多彩となりました。出会い・集い・声を出す喜び、充実を求め、そこには文化・芸術があり、日本のこころ、故郷があります。

しかし、歳を重ねるなかで、厳しい現実に直面(肉体的、個々の環境の変化)、毎月の定例会は限界を迎え、25周年を一区切りとし、第一幕を降ろすこと(ファイナル)としました。

ファイナルの一部は「星」をテーマに、二部は「日本列島お国めぐり歌めぐり、夏祭り!!」。会場は一つとなりました。

「素晴らしいファイナルをありがとうございました。思い切り楽しみ、ものすごく癒されました」等々の声をたくさん頂戴し、またの再会を約束!! 第一幕は降りました。第二幕は、四季折々に行う形となります。

今は第四次童謡の時代(老人社会に於いて、認知症予防や医療、介護等々)かと思います。私たちの歩みは時代の先駆けだったと自負し、スタッフ一同ファイナルでは充実、安堵感、そして皆様に感謝の気持ちでいっぱいとなりました。

なお、第二幕は、来年の1月10日(水)に「初春コンサート」で開幕の予定です。

事務局/吉井龍子

エレクトーン演奏/長谷川幹人

2017年7月12日 高津市民館 (ノクティホール)