ゴージャスなサウンドに驚嘆!近江の春 びわ湖クラシック音楽祭米原 ザ・クラシック・コラボレーション・コンサート公演

“近江の春 びわ湖クラシック音楽祭2018米原公演”として、〈びわ湖ホール声楽アンサンブル〉(以下、声楽アンサンブル)ソロ登録メンバーとBS日テレ『BS日本こころの歌』出演中の混声アンサンブルユニット 〈フォレスタ〉による総勢19名のコラボレーションコンサートが開催されました。

声楽アンサンブルの緻密なハーモニーと、ジャンルを超えた日本の名曲を歌い継ぐフォレスタとのコラボということで、オペラから合唱曲、叙情歌から昭和歌謡まで幅広いジャンルのプログラムとなりました。

普段は声楽アンサンブルもフォレスタも、ピアノ伴奏での演奏ですが、今回はクラシックやオペラアリアの曲もあり、豪華にエレクトーンによるオーケストレーションもお願いいたしました。

第1部は声楽アンサンブルの繊細なハーモニーから始まり、フォレスタによる日本歌謡の名曲が両グループのピアニストによるピアノ伴奏で歌われた後、第2部では一転してエレクトーン伴奏によるヴェルディのオペラ『椿姫』の乾杯の歌」からスタートいたしました。静かな第1部のプログラムとのギャップもあり、お客様も良い意味で重厚な演奏に驚かれていた様子でした。その後、畳み掛けるように「カルメン前奏曲」から「ハバネラ」「闘牛士の歌」と続き、ラストは声楽アンサンブル、フォレスタ、両グループのピアニスト、エレクトーンと勢ぞろいでエルガーの「威風堂々」でフィナーレを迎えました。

大盛況のなか幕を閉じたこのコンサート、豪華なエレクトーンサウンドの力によるところもかなり大きかったと思います。終演後にお客様が「今のエレクトーンって本当にすごいのね」と話されていたのが印象的でした。

今回初の試みでしたが、ぜひ、今後に繋げて行きたいと思っております。コンサート実現にお力添えいただきましたスタッフ及び関係者の方々に心より御礼申し上げます。

著・アンサンブルユニットフォレスタ/大野隆

エレクトーン演奏/山木亜美

2018年5月3日 滋賀県立文化産業交流会館